「音楽もまたファッションの生の一部である」

カール・ラガーフェルド(画像はイメージです)
  • 1933年9月10日~2019年2月19日(85歳没)
  • ドイツ出身
  • ファッションデザイナー、写真家、シャネルおよびフェンディのクリエイティブディレクター

英文

“Music is part of the life of fashion, too.”

日本語訳

「音楽もまたファッションの生の一部である」

出典

出典不詳(編集中)

解説

この言葉が示しているのは、ファッションが視覚的な装いだけでなく、感覚の総体としての文化の中に生きているという理解である。衣服は静止した物体ではなく、音、リズム、気分と結びついて初めて動き出す。音楽は流行の速度や感情の方向を決める見えない構造であり、ファッションが時代の空気をまとうための媒介なのである。

この感覚は、ポップカルチャーと高級文化が交錯した二十世紀後半の文化状況と結びついている。その文脈でカール・ラガーフェルドは、ランウェイやイメージ作りにおいて音楽を不可欠な要素として扱い、服を一つの舞台的体験の中に置いていた。視覚と聴覚を結びつけることで、スタイルは単なる物から生きた表現へと変換されていたのである。

現代においてこの言葉は、表現と共同体の関係を考えさせる。音楽が人々の感情と記憶を結びつけるように、ファッションもまた個人を超えた共有のリズムを生み出す。啓蒙思想が重んじた公共圏の理想に照らせば、異なる感性が交差する場としての文化こそが、自由な社会の基盤となるのである。

「カール・ラガーフェルド」の前後の引用


よろしければ評価をお願いします

気に入ったら「いいね」していってね!

関連するタグのコンテンツ

芸術