「私はすべて独学だ。教師を持ったことがない。英語もフランス語もドイツ語も、ほとんど学校に行かなかった」

- 1933年9月10日~2019年2月19日(85歳没)
- ドイツ出身
- ファッションデザイナー、写真家、シャネルおよびフェンディのクリエイティブディレクター
英文
“I’m all self-taught. I never had a teacher. Even for English, and French, and German, I hardly went to school.”
日本語訳
「私はすべて独学だ。教師を持ったことがない。英語もフランス語もドイツ語も、ほとんど学校に行かなかった」
出典
出典不詳(編集中)
解説
この言葉が示しているのは、知識や技能を制度から与えられるものではなく、自分の必要と好奇心から獲得するという価値観である。教師や学校に依存せずに学ぶという姿勢は、外部の権威よりも内的な欲求を学びの原動力とする態度を意味している。ここでは、教育が受動的な訓練ではなく、能動的な自己形成の過程として捉えられているのである。
この感覚は、個人の才能と自律が重んじられる近代的な文化と結びついている。その文脈でカール・ラガーフェルドは、制度的な教育よりも、書物や観察、実践を通じて自分を鍛える道を選び続けた。学ぶとは教えられることではなく、自ら世界に問いを投げ続けることだという理解が、この発言に込められているのである。
現代においてこの言葉は、啓蒙思想が掲げた自己啓発の理想を想起させる。自由な主体とは、与えられた知識を受け取るだけの存在ではなく、自ら学ぶ理由と方法を選び取る存在である。制度を超えて学び続ける意志こそが、変化する世界の中で自分を更新し続ける力となるのである。
「カール・ラガーフェルド」の前後の引用
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