「私はワシントンに課せられたものよりも難しい任務を引き受けるために向かう。彼を助けた偉大なる神が私と共にいて助けてくださらない限り、私は失敗するだろう。しかし、彼を導き守った同じ全知の心と全能の腕が私を導き支えてくださるならば、私は失敗しない――成功するだろう」
- 1809年2月12日~1865年4月15日
- アメリカ出身
- 政治家、弁護士
- 第16代アメリカ合衆国大統領として、隷解放宣言を発布し、南北戦争を指導して国家の統一を維持した
英文
”I go to assume a task more difficult than that which devolved upon Washington. Unless the great God, who assisted him, shall be with me and aid me, I must fail; but if the same omniscient mind and almighty arm that directed and protected him shall guide and support me, I shall not fail – I shall succeed.”
日本語訳
「私はワシントンに課せられたものよりも難しい任務を引き受けるために向かう。彼を助けた偉大なる神が私と共にいて助けてくださらない限り、私は失敗するだろう。しかし、彼を導き守った同じ全知の心と全能の腕が私を導き支えてくださるならば、私は失敗しない――成功するだろう」
解説
この名言は、リンカーンの使命感と、自らの役割に対する謙虚さ、そして神への深い信頼を表している。彼は、南北戦争という国家の危機に直面し、ジョージ・ワシントンが建国の父として果たした役割を超えるほどの困難に挑む決意を語っている。この言葉には、自身の限界を認識しつつ、神の助けを求める姿勢が込められている。
「ワシントンに課せられたものよりも難しい任務」という表現は、アメリカ分裂の危機という状況がいかに深刻であったかを示している。また、「神が私を導き支えるならば」という部分は、困難な状況においても神への信頼を持つことで勇気を得ようとするリンカーンの精神的な強さを表している。
現代において、この名言は、大きな課題や困難に直面する際の謙虚さと、精神的な支えの重要性を教えている。特に、リーダーが自身の能力に頼るだけでなく、外部の支援や高次の指針を求めることが重要であることを示している。リンカーンの言葉は、困難な状況においても信念と謙虚さを持ち、サポートを求めることで成功を掴む道を示す普遍的な教訓である。
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