「ものを作るのが好きだ。自宅に木工室がある。ひどい大工だけど、それをやるのが大好きなんだ」

P・J・オローク(画像はイメージです)
P・J・オローク(画像はイメージです)
  • 1947年11月14日~2022年2月15日(74歳没)
  • アメリカ合衆国出身
  • 政治風刺作家、ジャーナリスト、ユーモリスト

英文

“I like making things. I have a wood shop at home. I am a terrible carpenter but I love doing it.”

日本語訳

「ものを作るのが好きだ。自宅に木工室がある。ひどい大工だけど、それをやるのが大好きなんだ」

解説

この名言は、技術の巧拙を超えた「作ること」への純粋な喜びを率直に表現している。P・J・オロークは、自らの不器用さを笑いながらも、創作活動に没頭する姿勢を語っており、そこには完成度よりもプロセスそのものに価値を見出す哲学がにじんでいる。

「terrible carpenter(ひどい大工)」という自嘲的な言葉は、完璧主義にとらわれず、楽しむことを最優先する姿勢の表れである。また、「木工室(wood shop)」という具体的な空間が出てくることで、手を動かし、自分で何かを生み出す喜びが生々しく伝わってくる。このような態度は、創造とは必ずしも専門的である必要はなく、自己表現や没頭の手段にもなりうるという考えを示している。

この言葉は、不完全であることを恐れず、好奇心や情熱を原動力にして何かを始めることの価値を思い出させてくれる。オロークのユーモアと誠実さが交差する一言であり、創作とは楽しむためにあるという真理を、飾らずに伝えている。

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