ジム・ロジャーズの名言・格言・警句

ジム・ロジャーズの名言・格言・警句
  • 1942年10月19日~
  • アメリカ合衆国出身
  • 投資家、著述家、冒険家、クォンタム・ファンド共同創設者

ジム・ロジャーズは、アメリカ出身の著名な投資家・著述家であり、国際分散投資と商品市場への先見的アプローチで知られる人物である。ジョージ・ソロスとともに1970年代に「クォンタム・ファンド」を設立し、10年間で約4,000%という驚異的なリターンを記録したことで注目を集めた。その後は投資家としての実績に加え、世界各国をバイクや車で巡りながら各地の経済動向を実地で分析し、『冒険投資家』シリーズなど多数の著作を発表した。アジア、特に中国の成長を早期に評価した点でも知られ、投資戦略に地政学的視点を取り入れる姿勢が特徴である。一方で、長期的視野に立つ発言が短期の相場と乖離することもあり、賛否が分かれることもある。それでもなお、グローバルな視野と実地主義を貫く独自の投資哲学は、今なお多くの投資家に影響を与えている。

  1. 「現在の出生率は主要先進国の中で最も低く、このままでは日本人はいなくなる。誰が莫大な借金を支払うのか」
  2. 「株式市場がジグザグに動くとき、商品市場は逆にジグと動く傾向がある」
  3. 「ウォール街やメディアが言う『株は常に上がる』という宣伝を鵜呑みにしてはならない。株が長期間停滞し、他の投資の方が優れている時期もある」
  4. 「厳しい時期が、多くのコモディティ生産者に統合や合併、コスト削減を通じて引き締まった体制を作らせた。過剰供給はすべて吸収された」
  5. 「コモディティの価格は決してゼロにはならない。コモディティ先物に投資する際、あなたが買っているのは、破産する可能性のある無形の会社の一部を示す紙切れではない」
  6. 「メリルリンチではもはやコモディティを購入できない。多くのアナリストや幹部たちは、熱いコモディティ市場がどれほど利益を生むかを知らないほど若いのだろう。だが、すぐに知ることになる」
  7. 「歴史的に見て、20年から30年ごとにコモディティの強気相場が訪れてきた」
  8. 「投資の世界における底は4年ぶりの安値で終わるものではない。10年、あるいは15年ぶりの安値で終わるものだ」
  9. 「社長からインサイダー情報を得たら、たぶん資金の半分を失うだろう。会長から得たら、全額失うことになる」
  10. 「今は、プライベート・エクイティに投資し、企業を一から育てるには絶好の時期だと思う」
  11. 「今、私は28か国の企業の株式を保有している」
  12. 「私の考えの大半は、印刷できるようなものではない」