「どうか口先だけで祈ることなく、心の底から祈れるよう助けてください」

マルティン・ルター
マルティン・ルターの名言
  • 1483年11月10日~1546年2月18日
  • 神聖ローマ帝国(ドイツ)出身
  • 宗教改革者、神学者
  • プロテスタント宗教改革を推進し、95ヶ条の提題を発表した

英文

“Grant that I may not pray alone with the mouth; help me that I may pray from the depths of my heart.”

日本語訳

「どうか口先だけで祈ることなく、心の底から祈れるよう助けてください」

解説

この言葉は、心からの誠実な祈りの大切さを強調している。ルターは、祈りが単なる言葉の繰り返しではなく、内面的な真心と信仰から発せられるべきものであると考えている。表面的な形式にとらわれることなく、神に向けた心の真の思いが祈りに込められるよう願っている。これは、祈りの純粋さと深さが信仰の根本を支えるという考えに基づいている。

現代においても、この名言は祈りや信仰の本質を再考させる。忙しい日常の中で、形式的な祈りや表面的な信仰が習慣化されることがある。しかし、真の祈りは内面から湧き出るものであり、神に向けて心の底から願うことで、精神的な安らぎや力がもたらされる。心の深い部分からの祈りは、自己との向き合いや信仰の充実を促進する。

さらに、この名言は祈りの質と自己の誠実さを示している。祈りはただの言葉ではなく、信仰の表現と捉えられるべきものである。口先だけではなく、真心からの祈りが神との真のつながりを築き、内面的な成長と心の平安をもたらす。

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