「私の魂が心を通して微笑み、心が目を通して微笑むようにし、悲しむ心に豊かな微笑みを散らすことができますように」

パラマハンサ・ヨガナンダ(画像はイメージです)
パラマハンサ・ヨガナンダ(画像はイメージです)
  • 1893年1月5日~1952年3月7日(59歳没)
  • インド出身
  • ヨーガ指導者

英文

”Let my soul smile through my heart and my heart smile through my eyes, that I may scatter rich smiles in sad hearts.”

日本語訳

「私の魂が心を通して微笑み、心が目を通して微笑むようにし、悲しむ心に豊かな微笑みを散らすことができますように」

解説

この言葉は、魂からあふれる内的な喜びを外界に伝える力を説いている。魂の微笑みが心を通じて表れ、さらに目を通じて人に届くとき、その温かさは他者の悲しみに触れ、癒しとなる。ここで強調されているのは、外面的な作り笑いではなく、魂の奥からにじみ出る真の微笑みである。

背景として、ヨガナンダは瞑想や霊的修行を通じて、内面に神聖な喜びを体験することができると説いた。その喜びは内に留めるものではなく、表情や態度を通じて自然に周囲へ広がる。彼にとって微笑みは単なる感情表現ではなく、霊的エネルギーの放射であり、人々の苦しみを和らげる手段であった。

現代においても、この言葉は普遍的である。悲しみに沈む人に言葉よりも先に届くのは、思いやりのこもった微笑みである。魂からの微笑みは、相手に安心と希望を与え、人と人との間に温かな絆を築く。この名言は、日常の小さな行為の中に霊的な力が宿ることを示すものであり、現代人にとっても深い実践的意義を持っている。

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