ルイ14世の名言・格言・警句

• 1638年9月5日～1715年9月1日
• フランス出身
• フランス王

ルイ14世はフランス絶対王政の頂点を築いた国王であり、「太陽王」と称された。在位は1643年から1715年に及び、フランス史上最長である。ヴェルサイユ宮殿を建設して王権神授説を体現し、貴族を宮廷に集めて中央集権を強化した。また、コルベールらを登用して財政改革を行い、軍事・文化の面でも国家を強化した。一方で、侵略戦争の継続とナントの勅令廃止による新教徒弾圧は国内外の反発を招き、晩年は国家財政を疲弊させた。強権的統治の象徴として賛否両論を呼ぶ存在である。

1. 「スペイン王は、ドン・ルイス・デ・アロの死後、もはや宰相を置かないという朕の例に倣いたいと、全ての外国大使の前で公に述べ、朕に対する敬意を示した」
2. 「朕は遺言を書いた。それをするのに苦しめられた。安息を手に入れたが、その無力さと無益さを知っている」
3. 「すべての人を喜ばせることは不可能である」
4. 「神に対する義務を果たし、自分が負っている責任を認識しなさい」
5. 「最初の感情は常に最も自然なものである」
6. 「我が子よ、あなたは偉大な王となるだろう。朕の建築への趣味や戦争への傾向を真似してはいけない。それどころか、隣国と平和を保つよう努めなさい」
7. 「法は君主の上に立つ君主である」
8. 「朕が望むから、それは合法である」
9. 「朕は国家なり」
10. 「父の遺言が彼の死後どうなったか、そして他の多くの王の遺言がどう扱われたかを見ればわかるだろう。朕はそれをよく知っている。しかし、それにもかかわらず、人々はそれを望み、朕にそれがなされるまで安息も平穏も与えなかった」
11. 「ヨーロッパ全土を和解させるほうが、二人の女性を和解させるよりも簡単だ」
12. 「王の大臣たちは、自らの野心を抑えることを学ぶべきである。本来の地位を超えて高く上り詰めるほど、その分だけ転落の危険も大きくなる」
13. 「ピレネー山脈はもはや存在しない」
14. 「朕は死ぬが、国家は存続する」
15. 「神は朕が彼のためにしたすべてを忘れてしまわれたのか」
16. 「自分を克服できる人間に立ちはだかるものはほとんどない」
17. 「それが朕を悩ませるのだ。朕は自らの罪を償うために、もっと苦しみたいと思う」
18. 「空席に誰かを任命するたびに、百人を不満にさせ、一人の恩知らずを生む」
19. 「朕の宮廷は、各々の利害に基づき平和と戦争の間で分裂していたが、朕は彼らの利害ではなく理由だけを考慮した」
20. 「ああ、もし朕が王でなければ、感情を爆発させていただろう」
21. 「償いについて、個人には何も負っていないが、国家に対して負うべきものについては、神の慈悲にすがるほかない」
22. 「常に良き助言に従いなさい」
23. 「生きている間は望むことすべてを成し遂げられるが、死後は最も卑しい者よりも小さな存在になる」