「インディペンデントの映画作家やドキュメンタリー作家は、ジャーナリストであると思う」

ロバート・レッドフォード(画像はイメージです)
ロバート・レッドフォード(画像はイメージです)
  • 1936年8月18日~2025年9月16日(89歳没)
  • アメリカ合衆国出身
  • 俳優、映画監督、プロデューサー、環境活動家

英文

”I think independent filmmakers, documentary filmmakers – they are journalists.”

日本語訳

「インディペンデントの映画作家やドキュメンタリー作家は、ジャーナリストであると思う」

解説

この言葉は、映画制作とジャーナリズムの共通性を強調している。特にインディペンデント映画やドキュメンタリー映画は、商業的娯楽よりも現実の問題を掘り下げ、社会の真実を伝える役割を担う。その意味で、彼らは単に芸術家であるだけでなく、現実を記録し、伝えるジャーナリストの使命を果たしているのだと理解できる。

ロバート・レッドフォードはサンダンス映画祭を創設し、インディペンデント映画を支援する活動を長年行ってきた。そこでは若い監督やドキュメンタリー作家が社会的テーマを扱う作品を発表し、主流の商業映画では描かれにくい現実を伝えてきた。彼の発言は、映画を通じた社会への告発や記録の重要性を支持する姿勢を表している。

現代においても、ドキュメンタリー映画は気候変動、貧困、人権問題といったテーマを広く伝える有力な手段である。SNSや映像配信サービスの普及により、こうした作品はより多くの人々に届くようになった。したがってこの言葉は、映画が真実を記録し社会に問いかける媒体であることを再認識させるものであり、芸術と報道の境界を越えた役割を示しているのである。

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