「私は2つの夏をキャンプ・カリーやヨセミテ・ロッジで給仕として働いて過ごした。そのおかげで毎日そこに身を置くことができ、ヴァーナル滝やネバダ滝へハイキングに行った。自然は私を深く引き込み、ヨセミテは私を自分のものにした。」

- 1936年8月18日~2025年9月16日(89歳没)
- アメリカ合衆国出身
- 俳優、映画監督、プロデューサー、環境活動家
英文
“I spent two summers working at Camp Curry and at Yosemite Lodge as a waiter. It gave me a chance to really be there every day – to hike up to Vernal Falls or Nevada Falls. It just took me really deep into it. Yosemite claimed me.”
日本語訳
「私は2つの夏をキャンプ・カリーやヨセミテ・ロッジで給仕として働いて過ごした。そのおかげで毎日そこに身を置くことができ、ヴァーナル滝やネバダ滝へハイキングに行った。自然は私を深く引き込み、ヨセミテは私を自分のものにした。」
解説
この言葉は、レッドフォードが若い頃の労働経験と自然との出会いを語ったものである。給仕としての仕事は一見単純だが、彼にとっては毎日ヨセミテの大自然に触れることを可能にし、その中での体験が彼を自然に取り込まれた感覚へと導いた。
ヴァーナル滝やネバダ滝といった象徴的な場所を歩くことは、単なる観光ではなく、自然と一体になる実感を与えた。ここで得た感覚は、後の彼の人生観や映画制作、さらには環境保護への関心に強く影響したといえる。
現代社会では自然との接触が減少しつつあるが、この言葉は自然体験の根源的な価値を示している。レッドフォードにとってヨセミテは単なる場所ではなく、人生を方向づける力を持った存在であったことがよく分かる。
感想はコメント欄へ
この名言に触れて、あなたの感想や名言に関する話などを是非コメント欄に書いてみませんか?
「ロバート・レッドフォード」の前後の名言へ
申し込む
0 Comments
最も古い