「私はただ絵を描き、スケッチをし、描くことによって物語を語りたかった」

ロバート・レッドフォード(画像はイメージです)
ロバート・レッドフォード(画像はイメージです)
  • 1936年8月18日~2025年9月16日(89歳没)
  • アメリカ合衆国出身
  • 俳優、映画監督、プロデューサー、環境活動家

英文

”I just wanted to paint and sketch and tell stories by drawing.”

日本語訳

「私はただ絵を描き、スケッチをし、描くことによって物語を語りたかった」

解説

この言葉は、創作の原初的な衝動を表している。名声や政治的影響力とは無関係に、ただ純粋に絵を描き、表現することへの欲求が示されている。「paint」「sketch」「tell stories by drawing」という並列は、芸術が自己表現と物語性を兼ね備えた手段であることを強調している。

ロバート・レッドフォードは俳優や監督として広く知られているが、若い頃は美術を志していた。彼は奨学金を得て美術を学び、ヨーロッパでも時間を過ごしながら芸術への情熱を育んだ。この名言は、その原点としての芸術への愛情を反映しており、映画や演劇といった後の活動の基盤となった思考を垣間見せる。

現代的に見ると、この言葉は芸術を職業や評価のためではなく、自己表現の手段として捉える姿勢を示唆している。例えば、漫画やイラスト、映画制作など、どのようなメディアであれ「物語を描く」という根本的な意欲は共通している。この考え方は、デジタル時代においても創作を志す人々に大きな共感を呼び起こすのである。

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