「すべての誠実な仕事は良い仕事である。それは自己成長へと導く力を持っている。ただし、行う者がそこに内在する教訓を見出し、その成長の可能性を最大限に活かそうとするならば」

パラマハンサ・ヨガナンダ(画像はイメージです)
パラマハンサ・ヨガナンダ(画像はイメージです)
  • 1893年1月5日~1952年3月7日(59歳没)
  • インド出身
  • ヨーガ指導者

英文

”All honest work is good work; it is capable of leading to self-development, provided the doer seeks to discover the inherent lessons and makes the most of the potentialities for such growth.”

日本語訳

「すべての誠実な仕事は良い仕事である。それは自己成長へと導く力を持っている。ただし、行う者がそこに内在する教訓を見出し、その成長の可能性を最大限に活かそうとするならば」

解説

この言葉は、仕事の価値を誠実さと学びの姿勢に見出している。職業や地位にかかわらず、誠実に取り組む仕事は人を成長させる可能性を秘めている。ただしその成長は自動的に得られるものではなく、働きの中から教訓を掴み取り、自らの糧とする意識が必要であると説いている。

背景として、ヨガナンダは仕事や日常生活を霊的修行の一部とみなした。インド思想のカルマ・ヨガ(行為のヨガ)は、奉仕や義務の遂行を通じて心を浄化し、魂を高める道である。彼はこの思想を西洋に広め、単なる生計の手段ではなく、自己実現の機会としての仕事観を提示した。

現代においても、この言葉は普遍的な意味を持つ。どのような仕事であっても、誠実に取り組み、そこから学ぼうとする者は成長する。一方、仕事を苦痛や義務としてのみ捉えれば、そこに価値を見出すことは難しい。したがって、この名言は、仕事を通じて自己を磨き上げる姿勢こそが成功と幸福につながるという普遍的真理を示している。

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