ニコラウス・コペルニクスの名言・格言・警句30+選

ニコラウス・コペルニクスの名言
ニコラウス・コペルニクスの名言
  • 1473年2月19日~1543年5月24日
  • ポーランド王国出身
  • 天文学者、数学者、聖職者
  • 地動説(太陽中心説)を提唱し、天動説を覆すことで近代天文学の扉を開いた。代表作『天球の回転について』は科学革命の起点とされ、宇宙観に根本的な転換をもたらした。
  1. 「まず第一に、宇宙が球体であることに注目しなければならない」
  2. 「他にも多くの著名で学識ある人々が同様の要請をし、私が恐れから自らの研究を公にせず、数学を学ぶ者たちのためにならないことをやめるよう強く促した」
  3. 「それゆえ、これらの要因から機会を得て、私もまた地球が動くということを考えるようになった」
  4. 「今、天体の運動が円運動であることを思い出そう。というのも、球体にふさわしい運動は円形の回転だからである」
  5. 「宇宙の中心は太陽の近くにある」
  6. 「私が今述べていることは曖昧に思えるかもしれないが、然るべき場所でより明確になるだろう」
  7. 「それゆえ、本書では次のような計画に従った。第1巻では、地球に帰属させた運動と共に、すべての軌道の位置を記述することで、この書がいわば宇宙の全体的構造を含むものとなるようにした」
  8. 「さらに、太陽が静止しているため、太陽の運動として現れるすべては、むしろ地球の運動によるものである」
  9. 「かくも多く、かつ重大な形で、諸惑星は地球の運動性を証言している」
  10. 「地球もまた球体である。あらゆる方向からその中心へ向かって圧力が加わるからである」
  11. 「私は自分の意見にあまりに心酔して、他人の考えを無視するような者ではない」
  12. 「目に見えるすべてのものの中で、最も高きものは恒星の天である」
  13. 「幾世紀にもわたる多数の賢者の一致した見解が、地球は天の中央に静止していると認めてきたことを知る者たちは、私がその反対に地球が動いていると主張すれば、それを狂気の発言と見なすだろうと、私は考えた」
  14. 「仮説に関して言えば、天文学には確実性を求めるべきではない。天文学はそれを提供できないのだから。さもなくば、他の目的で考案された見解を真理と誤解し、学びを終えるときには学び始めたときよりも愚かになってしまうだろう」
  15. 「それゆえ、地球が動くことを妨げるものは何もない以上、地球にもいくつかの運動が適しているかどうかを検討すべきだと私は提案する。なぜなら、地球はあらゆる運行の中心ではないからである」
  16. 「それゆえ、慎重に考えたとき、自分の見解が新奇であり、一見して荒唐無稽に思われるがゆえに受けるであろう軽蔑の念が、私にこの仕事を完全に放棄させかけた」
  17. 「自分が知っていることを知り、知らないことを知らないと知ること。これこそが真の知識である」
  18. 「ついに我々は、太陽自身を宇宙の中心に据えることになる」
  19. 「かくして、海はあらゆる場所にその水を注ぎ出し、地球を包み込み、より深き裂け目を満たしている」
  20. 「至聖なる父よ、私が天体の運行について記したこの書において、地球にある種の運動を与えていることを知った途端に、ある人々が私と私の理論を即座に拒絶すべきだと叫ぶであろうことは、容易に想像がつきます」
  21. 「天文学者の務めとは、注意深く専門的な研究を通じて、天体の運行の歴史を記述することである」
  22. 「数学は数学者のために書かれている」
  23. 「地球とそれを取り巻く海は、実際その影が示すような形をしていなければならない。というのも、それが月を完全な円弧で覆うからである」
  24. 「ある地点から北へ向かって旅する者にとっては、日々の回転の極が徐々に高く昇り、反対の極は同じだけ低く沈んでいく」
  25. 「しかし、すべての中心に静止しているのは太陽である」
  26. 「こうした助言者たちと希望に後押しされ、ついに私は、長らく懇願されていた通りに、この著作を友人たちに出版させることを許した」
  27. 「北に向かえば、沈まない星が多く見えるようになり、南では、もはや昇らなくなる星もある」
  28. 「しかし、もし誰かが地球が回転していると信じるならば、その運動は暴力的なものではなく、自然なものと見なすであろう」
  29. 「地球が極の間に包まれ、球状の表面によって囲まれていることは、我々にとって確かなことである」
  30. 「それゆえ、天体の運行を計算する別の方法を探求するよう私を駆り立てた唯一の理由が、数学者たちがその研究において決して一致していなかったという事実であることを、どうか聖下に知っていただきたいのです」
  31. 「哲学者の思想は、一般の人々の判断に委ねられるべきではないことを私は承知している。なぜなら、哲学者は神が人間の理性に許した範囲内で、あらゆる事物における真理を追い求めようとするからである」
  32. 「すべての優れた学芸が人の心を悪徳から遠ざけ、より良きものへと導く働きを持つが、その役割を最も完全に果たすのがこの学芸であり、それはまた並外れた知的な喜びをも与えてくれる」
  33. 「地球の巨大な質量も、天の広大さと比べれば、実に取るに足らぬものに縮んでしまう」