「人間の心拍数には限りがあると私は信じている。だから私は、運動なんかで自分の心拍を無駄に使うつもりはない」

- 1930年8月5日~2012年8月25日
- アメリカ合衆国出身
- 宇宙飛行士、航空技術者、海軍パイロット、大学教授
- アポロ11号の船長として人類初の月面着陸を果たし、「これは一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な飛躍である」の言葉と共に歴史に名を刻んだ。20世紀の宇宙探査の象徴的人物である。
英文
”I believe that every human has a finite number of heartbeats. I don’t intend to waste any of mine running around doing exercises.”
日本語訳
「人間の心拍数には限りがあると私は信じている。だから私は、運動なんかで自分の心拍を無駄に使うつもりはない」
解説
この言葉は、しばしばニール・アームストロングのユーモラスな発言として語られるが、実際には彼が言ったという確証はない。信頼できる公的な記録やインタビューの中にこの発言は見当たらず、しばしば誤って別の著名人(例えばリチャード・ニクソンや不明確な「匿名の科学者」)に帰せられるケースが多い。よって、この名言の解説は行わない。
また、内容自体も皮肉を込めた冗談のようなものであり、科学的根拠に基づいた主張というよりは、運動嫌いの姿勢を軽妙に表現した一節である可能性が高い。したがって、アームストロングの科学者・探検家としての真剣な思想と一致するものとは考えにくい。
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