「笑いたいときには、素晴らしい本『子どもたちの神への手紙』を読みます。どのページを開いても楽しめます。最近読んだものには『親愛なる神様、弟をありがとう。でも私がお願いしたのは子犬だったのです』と書かれていました」

マヤ・アンジェロウ(画像はイメージです)
マヤ・アンジェロウ(画像はイメージです)
  • 1928年4月4日~2014年5月28日(86歳没)
  • アメリカ合衆国出身
  • 詩人、作家、歌手、舞台俳優、公民権運動活動家

英文

“Whenever I want to laugh, I read a wonderful book, ‘Children’s Letters to God.’ You can open it anywhere. One I read recently said, ‘Dear God, thank you for the baby brother, but what I prayed for was a puppy.'”

日本語訳

「笑いたいときには、素晴らしい本『子どもたちの神への手紙』を読みます。どのページを開いても楽しめます。最近読んだものには『親愛なる神様、弟をありがとう。でも私がお願いしたのは子犬だったのです』と書かれていました」

解説

この言葉は、アンジェロウが日常の中にあるユーモアと純粋さを大切にしていたことを物語っている。子どもの手紙は率直で無邪気であり、思わず笑ってしまうような発想に満ちている。彼女はこうした無垢な言葉に触れることで、人生の緊張や重圧を和らげ、喜びを見出していた。

背景として、『Children’s Letters to God』は実際に子どもたちが神に宛てた手紙を集めた作品で、祈りや願いが素朴である一方、大人には思いつかない直感的なユーモアが含まれている。アンジェロウはそこに人間の本質的な愛らしさや真実を見ていたと考えられる。

現代においても、この言葉は小さな笑いの力を思い出させてくれる。困難な状況にあるときこそ、子どものような率直さや遊び心を忘れないことが、心を支える。アンジェロウが選んだエピソードは、期待と現実のずれをユーモラスに受け止める感性の大切さを伝えている。

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