「私は世界と、これらすべてをつくった存在を称えることによって、自分の感情と人生への感謝を認めます」

- 1935年9月10日~2019年1月17日(83歳没)
- アメリカ合衆国出身
- 詩人、作家、ピュリッツァー賞受賞者
英文
”I acknowledge my feeling and gratitude for life by praising the world and whoever made all these things.”
日本語訳
「私は世界と、これらすべてをつくった存在を称えることによって、自分の感情と人生への感謝を認めます」
解説
この言葉は、人生への感謝を世界そのものへの賛美として表現する姿勢を示している。ここでの「praising(称えること)」は宗教的な祈りに限らず、自然や存在そのものに対する感謝の態度である。つまり、感謝を内に留めるのではなく、世界に向けて表現することによって、人生の豊かさを確認するという思想である。
メアリー・オリバーの詩には、自然の美や営みを賛美する表現が多く見られる。彼女にとってそれは宗教的義務ではなく、生きることそのものを讃える行為であった。この言葉からも、彼女が詩を通じて世界を称え、感謝を形にしようとした姿勢がよく表れている。
現代においても、この考えは広く適用できる。感謝の気持ちは心に留めるだけでなく、言葉や行動を通じて外に表すことで、自分自身の生の意味をより深く感じられる。例えば、自然を讃える詩を書くことや、人に感謝を伝えることはその実践のひとつである。この名言は、感謝を積極的に表現することの力を改めて教えているのである。
感想はコメント欄へ
この名言に触れて、あなたの感想や名言に関する話などを是非コメント欄に書いてみませんか?
「メアリー・オリバー」の前後の名言へ
申し込む
0 Comments
最も古い