「神の民と共に一つになって父を礼拝することは、祈りと同じくらいキリスト教徒の生活に必要である」
- 1483年11月10日~1546年2月18日
- 神聖ローマ帝国(ドイツ)出身
- 宗教改革者、神学者
- プロテスタント宗教改革を推進し、95ヶ条の提題を発表した
英文
“To gather with God’s people in united adoration of the Father is as necessary to the Christian life as prayer.”
日本語訳
「神の民と共に一つになって父を礼拝することは、祈りと同じくらいキリスト教徒の生活に必要である」
解説
この言葉は、共同体としての礼拝の重要性を強調している。ルターは、個人の祈りと同じくらい、神の民が集まり共に礼拝することがキリスト教徒の生活において不可欠であると考えている。個人の信仰が強くても、共に集まって神を称えることは信仰を深め、互いに励まし合う機会をもたらすものである。この共同礼拝が信仰の基盤を形成し、キリスト教徒としての人生を豊かにする役割を果たす。
現代においても、この名言は信仰における共同体の意義を再認識させる。多忙な生活の中で個人の祈りに重きを置くことが多いが、集まりの中で信仰を共有し、他者とのつながりを感じることは大きな力となる。礼拝を通して、信仰仲間と共に神の意志を確認し、精神的な支えやインスピレーションを得ることができる。
さらに、この名言は、信仰における社会的なつながりと支えの重要性を示している。共に集まり礼拝をすることで、個人の信仰が強化され、困難なときにも支え合える共同体が形成される。神との関係だけでなく、信仰仲間との関係を通じて信仰の理解が深まり、キリスト教徒としての充実した生活が築かれる。
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