「まず、私はリンゴの木全体を揺すって、最も熟したものが落ちるようにする。それから木に登り、次に枝ごと、枝ごと、さらに小枝、そして最後には一枚一枚の葉の下を確認する」

- 1483年11月10日~1546年2月18日
- 神聖ローマ帝国(ドイツ)出身
- 宗教改革者、神学者
- プロテスタント宗教改革を推進し、95ヶ条の提題を発表した
英文
“First I shake the whole apple tree, that the ripest might fall. Then I climb the tree and shake each limb, and then each branch and then each twig, and then I look under each leaf.”
日本語訳
「まず、私はリンゴの木全体を揺すって、最も熟したものが落ちるようにする。それから木に登り、次に枝ごと、枝ごと、さらに小枝、そして最後には一枚一枚の葉の下を確認する」
解説
この言葉は、徹底的な探求と努力の姿勢を示している。ルターは物事を探し求める際、一度の行動で終わらせるのではなく、段階的に細部に至るまで徹底的に探すべきだと語っている。この比喩的な表現は、特に真理や知識を追い求める時、表面的な理解に留まらず、より深く探り、隠れた意味や価値を見つけ出すための努力が必要であることを示唆している。
現代においても、この名言は学びや成長における徹底さと忍耐の重要性を教えている。情報が溢れる現代では、一見すると理解できたように思えるものでも、さらに深く掘り下げることで新たな気づきや価値が見つかることがある。知識の探求において、表面的な理解で満足せず、全体から細部に至るまで確認し続けることが、真の知識や成長に繋がる。
また、この名言は、粘り強さと細部への注意の重要性を強調している。簡単に得られるものだけでなく、手間を惜しまず、時間をかけて徹底的に追求する姿勢は、人生のあらゆる分野においても成功をもたらす。ルターの言葉は、成果を上げるためには細部まで確認し続ける努力と忍耐が必要であり、真剣な探求の中に本当の価値があることを教えている。
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