「私の心はすべて勉強に集中しており、特に初めのころは困難でした。実際、私はソルボンヌ大学の物理科学の講義についていくには十分な準備ができていませんでした。というのも、どれだけ努力しても、ポーランドでフランスの学生たちと同じレベルの準備を整えることができなかったからです」

マリ・キュリー(画像はイメージです)
  • 1867年11月7日~1934年7月4日
  • ポーランド出身(後にフランスで活動)
  • 物理学者、化学者、教育者

英文

“All my mind was centered on my studies, which, especially at the beginning, were difficult. In fact, I was insufficiently prepared to follow the physical science course at the Sorbonne, for, despite all my efforts, I had not succeeded in acquiring in Poland a preparation as complete as that of the French students following the same course.”

日本語訳

「私の心はすべて勉強に集中しており、特に初めのころは困難でした。実際、私はソルボンヌ大学の物理科学の講義についていくには十分な準備ができていませんでした。というのも、どれだけ努力しても、ポーランドでフランスの学生たちと同じレベルの準備を整えることができなかったからです」

出典

出典不詳(編集中)

解説

この言葉は、異国で学問を志す者が直面する困難と努力の現実を率直に語ったものである。マリー・キュリーはポーランドで学んだのち、フランスのソルボンヌ大学に進学したが、フランス語での専門的講義に対応するための準備が不十分であったことを認めている。それでも、「心をすべて勉強に集中させた」ことで困難を乗り越えていった姿勢がうかがえる。

この背景には、女性が高等教育を受けること自体が珍しかった時代の制約がある。さらに、マリーは貧困や言語の壁といった多重の障害を抱えていた。にもかかわらず、他国の学生と肩を並べる水準に達するために不断の努力を重ねたことは、すべての学ぶ者にとっての模範である。

現代においても、留学や異文化での学びに苦しむ学生は少なくない。マリーのこの回想は、能力の差ではなく準備の不均衡が困難の原因であること、そして努力がそれを克服しうることを示すものである。自己不信や比較に悩む若者に対する、時代を超えた励ましと言える。

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