「たとえ困難であっても、自分が正しく重要だと知っていることをやり抜くよう自らを律することは、誇り、自尊心、そして個人的な満足へと至る最も確かな道です」

- 1925年10月13日~2013年4月8日
- イギリス出身
- 政治家、弁護士、化学者
英文
“Disciplining yourself to do what you know is right and important, although difficult, is the highroad to pride, self-esteem, and personal satisfaction.”
日本語訳
「たとえ困難であっても、自分が正しく重要だと知っていることをやり抜くよう自らを律することは、誇り、自尊心、そして個人的な満足へと至る最も確かな道です」
解説
この言葉は、自己規律と道徳的行動の価値を強調している。サッチャーは、個人の自由や権利を重視する一方で、それを支えるには自己責任と内なる規律が不可欠であると信じていた。ここで語られているのは、「楽な道」ではなく「困難でも正しい道」を選ぶ勇気と継続力こそが、人間としての誇りと満足をもたらすという倫理観である。
この考え方は、彼女の政治姿勢にも一貫して表れている。たとえば、経済改革や労働争議においては、短期的な人気や反発を恐れず、信念に基づいた厳しい政策を貫いた。その背景には、正しいと信じることを実行するには困難が伴うが、それを避けては真の達成感も得られないという人生観がある。
現代においても、誘惑や逃避の選択肢が多い中で、自己を律し、正しいと信じる道を進むことの価値は変わらない。この名言は、自己成長やリーダーシップを志す人々にとって、努力と信念が内面の充実に直結することを教える普遍的な指針となる。
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