「私たちが現在選んだ道は、多くの危険に満ちている。それはどの道も同じだ。自由の代償は常に高いが、アメリカ人はいつもそれを払ってきた。そして、私たちが決して選ばない道がある。それは降伏や屈服の道だ」
- 1917年5月29日~1963年11月22日
- アメリカ出身
- 政治家
- 第35代アメリカ合衆国大統領としてキューバ危機を乗り切り核戦争を回避し、アポロ計画を推進してアメリカの宇宙探査の基礎を築いた
英文
“The path we have chosen for the present is full of hazards, as all paths are. The cost of freedom is always high, but Americans have always paid it. And one path we shall never choose, and that is the path of surrender, or submission.”
日本語訳
「私たちが現在選んだ道は、多くの危険に満ちている。それはどの道も同じだ。自由の代償は常に高いが、アメリカ人はいつもそれを払ってきた。そして、私たちが決して選ばない道がある。それは降伏や屈服の道だ」
解説
この言葉は、自由を守るためには困難や犠牲を伴うが、それを受け入れる覚悟が必要であるという決意を示している。ケネディは、自由を追求する道が危険に満ちていることを認めながらも、それを放棄する選択肢は存在しないという強い信念を持っていた。この発言は、冷戦時代の緊張感の中で、アメリカの姿勢を明確に表している。
背景には、ソ連との対立が激化する中での核戦争の恐怖や国際的なプレッシャーがある。ケネディは、アメリカが自由と民主主義を守るために必要な犠牲を払う覚悟を持つべきだと訴え、この言葉で国家としての団結と強さを示した。
現代において、この名言は、自由や権利を守るための覚悟と努力を再認識させるものとして広く引用される。困難な状況に直面した際、屈服や妥協ではなく、困難に立ち向かう勇気を持つことの重要性を強調するこの言葉は、個人や国家のリーダーシップにおける普遍的な教訓を提供している。
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