「自由な人々は、どこに住んでいようともベルリンの市民である。だからこそ、自由な人間として私は誇りを持ってこう言う、『イッヒ・ビン・アイン・ベルリーナー(私はベルリン市民である)』と」

- 1917年5月29日~1963年11月22日
- アメリカ出身
- 政治家
- 第35代アメリカ合衆国大統領としてキューバ危機を乗り切り核戦争を回避し、アポロ計画を推進してアメリカの宇宙探査の基礎を築いた
英文
“All free men, wherever they may live, are citizens of Berlin. And therefore, as a free man, I take pride in the words ‘Ich bin ein Berliner!'”
日本語訳
「自由な人々は、どこに住んでいようともベルリンの市民である。だからこそ、自由な人間として私は誇りを持ってこう言う、『イッヒ・ビン・アイン・ベルリーナー(私はベルリン市民である)』と」
解説
この言葉は、冷戦の象徴であった分断されたベルリンへの強い支持と、自由の擁護を表明したケネディの歴史的なスピーチの一節である。1963年6月26日にベルリンで行われた演説で、東西ドイツ分断の中で西ベルリンの住民に連帯を示し、自由と民主主義を守る決意を語ったものである。
「Ich bin ein Berliner」というフレーズは、ベルリン市民としてのアイデンティティを象徴的に表現し、ソ連の圧力に対抗して自由を守るために戦うベルリンの人々に対する連帯のメッセージとして大きな意味を持った。ケネディはこの言葉を通じて、ベルリンの自由が世界中の自由を代表するものであるという考えを強調した。
現代において、この名言は、困難な状況に直面している地域や人々に対する国際的な連帯の象徴として引用されることが多い。自由の価値を守るためには、地域や国を超えた団結が必要であるというメッセージが込められている。この言葉は、自由と共存の精神を呼び起こし、時代を超えた普遍的な価値を伝える力強い一節である。
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