「私を驚くべきものの最初の観察者とすることを喜んでくださった神に、無限の感謝を捧げます」

ガリレオ・ガリレイ
ガリレオ・ガリレイの名言
  • 1564年2月~1642年1月8日
  • フィレンツェ公国(イタリア)出身
  • 物理学者、天文学者、数学者
  • 望遠鏡を用いた天文観測や慣性の法則を確立し、近代科学的な手法を樹立するのに多大な貢献をした

英文

”I give infinite thanks to God, who has been pleased to make me the first observer of marvelous things.”

日本語訳

「私を驚くべきものの最初の観察者とすることを喜んでくださった神に、無限の感謝を捧げます」

解説

この名言は、ガリレオ・ガリレイが自身の発見に対する感謝と謙虚さを表現したものである。彼は、科学的な発見を自らの力だけではなく、神の意志と自然の恩恵の結果と捉えていた。ガリレオは宇宙の神秘を解き明かすことを、自身の使命として深く受け止めていた。

望遠鏡を用いた天文学的観測によって、ガリレオは木星の衛星や月のクレーター、金星の満ち欠けといった数々の画期的な発見をした。それらは、宇宙が単純な天動説によって説明できない複雑さを持つことを示し、人類の宇宙観を根本的に変えるものだった。この名言は、これらの発見が偶然ではなく、神の意志によるものだという信念を反映している。

現代では、この言葉は科学と信仰の調和について考えるきっかけを与える。ガリレオは信仰と科学が対立するものではなく、相互に補完し合うものであると考えていた。この名言は、科学的な発見の喜びを謙虚に受け入れ、それを神や自然への感謝として捉える視点を伝えている。彼の感謝の心は、科学の進歩を単なる人間の成果にとどめず、より大きな視野で理解する重要性を示している。

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