リチャード・ニクソンの名言・格言・警句90+選

リチャード・ニクソンの名言
リチャード・ニクソンの名言
  • 1913年1月9日~1994年4月22日
  • アメリカ合衆国出身
  • 政治家、弁護士、第37代アメリカ合衆国大統領
  • 外交政策において米中関係の正常化やソ連とのデタントを進めたが、ウォーターゲート事件により辞任した初の大統領としても知られている。冷戦期アメリカ政治の象徴的人物である。
  1. 「引退したら、暖炉のそばであの箱を開けて過ごすつもりだ。中には燃やすべきものもある」
  2. 「今でははっきりと分かる…ウォーターゲート事件への対応で、もっと断固として、もっと率直に行動しなかったことは誤りだった」
  3. 「ひどい風刺画や社説のせいで新聞の購読をやめたことは一度もない。もしそんなことをしていたら、読む新聞も雑誌も一つもなくなっていただろう」
  4. 「恒久的な施しの道を選べば、アメリカ人の気質そのものが貧しくなってしまう」
  5. 「政府は機会を与えることはできる。しかし、その機会を掴む準備がなければ意味はない」
  6. 「冷戦は緩和しているのではない。致命的な熱を帯びて燃え続けている。共産主義は眠っていない。いつも通り、陰謀を巡らし、策を弄し、働き、戦っているのだ」
  7. 「ひとたび歴史という大きな流れに身を投じれば、もう抜け出すことはできない」
  8. 「大統領が受ける助言の秘密を守ることができなければ、必要な助言を得ることもできない」
  9. 「たとえ大統領に行き着こうとも、ウォーターゲート事件の捜査を進めなければならない。私は無実だ。私が無実だと信じてくれ。信じられないなら、私の職を奪ってくれ」
  10. 「床を磨くことも、便器を空にすることも、大統領職と同じだけの尊厳がある」
  11. 「国内において、政府が大きくなればすべての問題が解決するという誤った考え──長らく公共の議論を支配してきたこの考え──を、我々は拒絶しなければならない」
  12. 「私はアメリカ国民を失望させてしまった」
  13. 「いやはや、見事に台無しにしてしまったな、そうだろう?」
  14. 「ウォーターゲートについて話せば、泥沼から抜け出そうともがいていると見なされ、話さなければ、現実から目を背けていると非難された」
  15. 「私は、自分が見出した政治のルールに従って行動してきた」
  16. 「もし自分に強みがあるとすれば、それは実行力だ。私はいつも言う以上のことをやる。約束以上の成果を出す」
  17. 「私にとってあの場面の記憶は、一枚のフィルムのように、その瞬間で永遠に止まったままだ。赤いカーペット、緑の芝生、白いホワイトハウス、鉛色の空。新しい大統領とファーストレディ」
  18. 「ジョンソン大統領と私は共通点が多い。どちらも小さな町で生まれたし、どちらも自分にはもったいない相手と結婚できたという幸運に恵まれた」
  19. 「今夜、偉大なる沈黙の多数派であるアメリカ国民の皆さんに、私は支援をお願いする」
  20. 「長い目で見れば、宗教が人間の本性を変え、争いを減らすことを期待することはできる。しかし、この点に関して歴史は希望を与えてくれない。歴史上もっとも血なまぐさい戦争は宗教戦争であった」
  21. 「勝利への意志を育てるうえで、競技スポーツに勝るものを私は知らない」
  22. 「私はひとりの子どもの顔を見る。その子は大都市に住んでいる。黒人かもしれないし、白人かもしれない。メキシコ系かもしれないし、イタリア系、ポーランド系かもしれない。だが、それは重要ではない。重要なのは、その子がアメリカの子どもだということだ」
  23. 「有権者は人が何を言ったかをすぐに忘れる」
  24. 「対立の時代から、交渉の時代へと進もうではないか」
  25. 「私は耐えられる。状況が厳しくなるほど、私は冷静になる」
  26. 「大統領は、アメリカ人を分断する人種対立の和解を呼びかけることはできる。だが、和解は人々の心からしか生まれない」
  27. 「私たちが使っているのは連邦政府の金ではない。納税者の金であり、それは納税者がその価値を実感でき、支援を受ける人々に最大限の利益がもたらされるような形で使われなければならない」
  28. 「たとえ月を求められても、顧客に何か頼まれたときには決して『ノー』と言ってはならない。まずは試してみるべきだし、どうしても無理なら後で説明する時間はいくらでもある」
  29. 「人に憎まれることはある。しかし、相手を憎まなければ、その人たちが勝つことはない。そして、もし自分が憎しみに囚われれば、自らを滅ぼすことになる」
  30. 「ウォーターゲートはメディアの宇宙の中心となり、私の大統領任期の残りの一年間、メディアはすべてをその周りで回らせようとした」
  31. 「人生は楽に生きるようにはできていない。頂点にいることも、どん底にいることもつらい。自分は運命論者のようなところがあると思う。こうした出来事を乗り越えるには、歴史という視点が必要だ…人生とは次から次へと続く危機の連続なのだ」
  32. 「大声で怒鳴り、足を踏み鳴らし、騒ぎ立てることで大物になれると思っている人たちがいる。だが実際には何も起こらない。私はそうじゃない。空砲は撃たない」
  33. 「互いに怒鳴り合っている限り、私たちは互いから学ぶことはできない。声だけでなく言葉がきちんと聞こえるほど静かに話すようになって、はじめて理解し合えるのだ」
  34. 「着替えて、車で出かけて、18ホール回って、家に戻るまでに、7時間はあっという間に消えてしまう。もっと有意義な時間の使い方があるはずだ」
  35. 「忘れないでほしい。常に最善を尽くし、決してくじけず、決して卑小になってはならない。そして常に思い出してほしい──人に憎まれることはある。だが相手を憎まなければ、彼らが勝つことはない。もし憎しみに囚われれば、自分自身を滅ぼすことになる」
  36. 「歴史が与えうる最も偉大な栄誉は、和平をもたらす者に贈られるものだ」
  37. 「最も深い谷に身を置いたことがあって初めて、最高の山に立つことの素晴らしさがわかるのだ」
  38. 「今こそ一線を引く時だ。今こそ、両党の責任ある指導者たちが、肥大化した政府に対して立ち向かい、アメリカの納税者のために立ち上がる時なのだ」
  39. 「報道機関は敵である」
  40. 「歴代の最高裁長官は、その時代や国家の進路に対して、おそらく多くの大統領よりも深く、永続的な影響を及ぼしてきた」
  41. 「最高の鋼は、最も熱い炎をくぐらなければならない」
  42. 「敗北を乗り越える術を学ばなければならない。人間の真の人格は、その時にこそ形づくられるのだ」
  43. 「もうニクソンを叩くことはできませんよ、諸君。なぜなら、これが私の最後の記者会見だからです」
  44. 「人を終わらせるのは敗北ではない。諦めだ。敗北したときに終わるのではない。諦めたときに終わるのだ」
  45. 「アメリカ人は、砂漠を掘り起こして庭園を生み出すような人々を称賛する。イスラエルの人々は、アメリカ人が共感する資質──根性、愛国心、理想主義、自由への情熱──を体現している。それを私は見てきた。知っている。そう信じている」
  46. 「私があなたに腹を立てているなどと思わないでほしい。怒りというのは、尊敬する相手にしか抱けないものだから」
  47. 「私は辞任することで、自らを弾劾したのだ」
  48. 「もし私が、率直で露骨な発言が多く含まれたこれらのテープを公開すれば、大統領職の機密性は今後常に疑われることになるだろう」
  49. 「権力分立の原則の下では、大統領が自らの執行権限をどのように行使するかについて、他の政府機関が問いただすことはできない」
  50. 「ホワイトハウスでのもみ消しは一切行われない」
  51. 「頂点にたどり着くまでは簡単なものさ。だが、その頂点に立つと、ずっとやってきたやり方をやめることができなくなっていることに気づくんだ」
  52. 「今日のアメリカが偉大な国家であるのは、政府が人々のために何をしたかではなく、人々が自らのために、そして互いのために何をしたかによることを、私たちは常に忘れてはならない」
  53. 「決してうつむいてはならない。あきらめて座り込み、嘆いてはならない。別の道を見つけるのだ。そして、晴れた日に祈らない者は、雨の日だけ祈るべきではない」
  54. 「カストロは、ソ連がトイレに5セント硬貨を入れてやらなければ、用も足せなかっただろう」
  55. 「間違いなく、今後50年のうちに女性大統領が誕生するだろう。おそらく、あなたが思うより早く訪れるかもしれない。女性は男性と同じように、政治のどんな仕事もできるし、できるべきだ」
  56. 「私は、政治が汚れた業界だという冷笑的な見方を否定する」
  57. 「解決策は答えではない」
  58. 「リスクを取らなければ、敗北はしない。だがリスクを取らなければ、勝利も手に入らない」
  59. 「国民は、自分たちの大統領が不正を働く人間かどうかを知る必要がある。だが私は悪党ではない。自分が手にしたものはすべて、自分の力で得たものだ」
  60. 「テレビ時代において重要なのは、詩のように語れる候補者と、ただ散文しか話せない候補者の違いだ」
  61. 「いかなる変化も抵抗に遭う。なぜなら官僚たちは、自分たちが生きる混乱状態に既得権益を持っているからだ」
  62. 「私なりにできる限り精査したが、弾劾に値する違反は見つからなかった。したがって、辞任という選択肢は受け入れられない」
  63. 「私は戦いというものを信じている──それが選挙戦であれ、大統領職という絶え間ない戦いであれ」
  64. 「大統領職には多くの問題があるが、退屈だけはその中に含まれない」
  65. 「ファーストレディになった女性は、誰だってその立場を気に入っている。何を言おうと、彼女たちはそれを楽しんでいるんだ」
  66. 「政治討論で勝った経験に基づいて、たくさんのアドバイスを君にできたらいいのだが、残念ながら私にあるのは負けた経験だけだ」
  67. 「負けて満足してはならない。負けたことに対して、ひどく悔しがらなければならない。だが、立派な敗者の証は、その怒りを勝った相手や味方にぶつけず、自分自身に向けることだ」
  68. 「本物の政治家の証は、言葉に詰まることがないことだ。というのも、いつでも演説を求められることを半ば予期しているからだ」
  69. 「美しい音楽を奏でたいなら、白い鍵盤と黒い鍵盤を一緒に弾かなければならない」
  70. 「アメリカ史の中で、ベトナム戦争ほど誤解された出来事はない。当時は誤って報じられ、今では誤って記憶されている」
  71. 「人々が反応するのは愛ではなく恐怖だ。日曜学校ではそんなことは教えないが、それが現実だ」
  72. 「私は決して途中で投げ出す人間ではない。任期を全うせずに職を離れることは、私の本能すべてに反する行為だ。しかし、大統領として私はアメリカの利益を最優先しなければならない。よって、私は明日正午をもって大統領職を辞任する」
  73. 「もし誰かがリーダーになりたいと思っていて、物議を醸したことがないのなら、それは何ひとつ信念を持って立ち上がったことがないということだ」
  74. 「私は“勝者のイメージ”を築く必要がある。だから、誰かに勝たなければならないのだ」
  75. 「もしアメリカが停滞していると思うなら、世界最大のショッピングセンターを誰が建てたのか考えてみてほしい」
  76. 「黒人のアメリカ人は、白人のアメリカ人と同様に、依存を永続させるような政府の施策をこれ以上望んではいない。彼らは国家の中の植民地として扱われることを望んでいないのだ」
  77. 「私自身の考えでは、歴史的記録のために会話を録音するという決定は、すべての大統領にとって誤りだったと思う。ケネディがそれをしたべきではなかったし、ジョンソンもそうすべきではなかった。そして我々も、それをすべきではなかった」
  78. 「私は悪党ではない」
  79. 「もちろん地方政府にも不正を働く人間はいる。しかし、国家政府にも不正を働く人間はいるのだ」
  80. 「飛べるものはすべて送るように伝えろ」
  81. 「公人は決して忘れてはならない。政策ではなく、自分という個人が問題の中心になったとき、彼はその有用性を失うのだ」
  82. 「オリンピックで2位になれば銀メダルをもらえる。だが、政治で2位になれば忘れ去られるだけだ」
  83. 「あなたを憎む者たちは、あなたが彼らを憎まない限り勝つことはない。だがあなたが憎しみに身を委ねれば、そのときあなたは自らを滅ぼすのだ」
  84. 「大統領がそれを行えば、それは違法ではないということになる」
  85. 「さあ友よ、橋を架けよう。黒人アメリカと白人アメリカを隔てる深い溝を越えて、人間の尊厳へと至る橋を架けよう」
  86. 「この長く困難な戦争が終わりを迎えるにあたり、アメリカ国民の皆さんに特別な言葉をお伝えしたい。名誉ある平和へのこだわりを支持し続けてくれた皆さんの揺るがぬ姿勢が、名誉ある平和を可能にしたのです」
  87. 「ブレジネフじゃなくて本当によかったよ。クレムリンのロシア指導者なんて、誰かが自分の発言を録音しているかもしれないんだからな」
  88. 「人は敗北したときに終わるのではない。諦めたときに終わるのだ」
  89. 「こうした仕事を長く続けるほどに気づかされる。公の人物、とりわけ大きな公職にある者は、孤独な存在だということに」
  90. 「指導者が自らの運命を大きく左右できるとは、私は思わない。歴史の流れが別の方向に進んでいるときに、それを変えることなど、ほとんどできないのだ」
  91. 「自分を失脚させたのは私自身だ。私は辞任することで、自らを弾劾したのだ」
  92. 「今日、私が問題にするのは人の髪の長さではなく、その行動である」
  93. 「すべての始まりは、子どもの頃に受けた嘲笑や侮辱、仲間外れなんだ。だが、その怒りが十分に深く、強ければ、人は優れた能力と根性ある行動で、そうした態度を変えられると学ぶのだ」
  94. 「まず私たちは、真実に誠実であることを誓おう。物事をあるがままに見て、あるがままに語り、真実を見つけ、それを語り、それに従って生きるのだ」
  95. 「アメリカ国民には、大統領の姿を直接見て、その考えを自らの耳で聞く権利がある。報道機関を通してだけではいけないのだ」
  96. 「我々が直面する多くの国内問題に対する答えは、増税や歳出拡大ではない。無駄を減らし、成果を上げ、アメリカの個人が自らの地域社会において正当な地位を得られるよう、より多くの自由を与えることだ。そしてまた、州や地方がそれぞれの優先順位に基づいて、自らの課題に自らの方法で対処することが必要なのだ」
  97. 「私は奴らに剣を渡した。そして彼らは、それを突き立て、喜々としてねじ込んだ。もし私が彼らの立場だったら、きっと同じことをしただろう」