ダンテ・アリギエーリの名言・格言・警句20+選

- 1265年頃~1321年9月14日
- イタリア(フィレンツェ共和国)出身
- 詩人、哲学者、政治家
- 叙事詩『神曲』の作者として知られ、中世ヨーロッパ文学の頂点を築いた。トスカーナ語(イタリア語)の発展にも寄与し、「イタリア語の父」とも称される。現世・煉獄・天国を旅する壮大な構想を通じて、宗教・倫理・政治の問題を詩的に表現した。
- 「自らの星に従え」
- 「おのれの出自を思え。汝らは獣のごとく生きるために創られたのではなく、徳と知を追うためにこそ生まれたのだ」
- 「この至高の瞬間において、描写する力は我が能力を超えていた」
- 「もし現世が道を踏み外しているなら、その原因は汝らの中にあり、汝ら自身の内にこそ探さねばならぬ」
- 「非難もされず、称賛もされぬまま生きた哀れな魂たち」
- 「道徳的危機の時代に中立を保つ者のために、地獄の最も暗き場所が用意されている」
- 「私は涙を流さなかった。ゆえに内なる心は石となった」
- 「おお、正しく汚れなき良心よ、いかに小さき過ちが汝にとって苦き刺となることか」
- 「堅く据えられた塔のようであれ。いかなる突風にもその頂は揺らぐことがない」
- 「不幸のさなかに幸福を思い出すほどの悲しみはない」
- 「意志は、その意志に反して消されることはない」
- 「天はその永遠の栄光を掲げて汝らの上を巡るというのに、汝らの目はなお地を見つめている」
- 「大いなる炎は、小さき火花に続いて生まれる」
- 「我らの人生の旅路の半ばにおいて、私は正しき道を見失い、暗い森の中に己を見出した」
- 「あるものがより完全であればあるほど、それは善き扱いにも悪しき扱いにもより敏感となる」
- 「ここに入る者は、すべての希望を捨てよ」
- 「世の名声とは風の息にすぎぬ。それは今はこの方角に、やがてはあの方角へと吹き、向きを変えれば名もまた変わる」
- 「小さな火花から炎が燃え上がることがある」
- 「それにどれほどの血が流されたかを、誰も思わない」
- 「高慢、嫉妬、貪欲――これらこそ、すべての人の心に火をつけた火花である」
- 「芸術は、その力の及ぶかぎり自然に従う。弟子が師を模倣するように。ゆえに汝らの芸術は、いわば神の孫たるべきものなのだ」
- 「汝は知ることとなるであろう――他人のパンがいかに塩辛く、他人の階段を上り下りすることがいかに骨の折れることかを」