ベーブ・ルースの名言・格言・警句

- 1895年2月6日~1948年8月16日
- アメリカ合衆国出身
- プロ野球選手
ベーブ・ルースは、20世紀前半のアメリカにおいて活躍したメジャーリーグの野球選手であり、史上最も有名かつ偉大なスラッガーの一人とされる人物である。1914年にボストン・レッドソックスで投手としてデビューし、後にニューヨーク・ヤンキースに移籍して本格的に打者へ転向すると、714本塁打という当時としては驚異的な記録を樹立した。彼の圧倒的な打撃力は「ホームラン時代」の幕開けを告げ、アメリカにおける野球の国民的娯楽としての地位を確立する原動力となった。また、奔放な性格と圧倒的カリスマ性から、大衆文化の象徴的存在としても広く愛された。一方で、私生活の放縦さや酒・女性問題も話題となり、批判もあったが、その人気には陰りがなかった。ベーブ・ルースは、野球を超えたアメリカン・ヒーローとして、今なお語り継がれている。
- 「三振することへの恐れが、あなたの道を邪魔することのないように」
- 「アメリカ中の六歳から十六歳までのすべての少年がグローブをはめてバットを振るようになるまでは、私は満足しない」
- 「酒を控えて早寝するのは約束しよう。でもな、お前のためでも、五万ドルでも、二十五万ドルでも、女をあきらめるつもりはない。あれは楽しすぎるんだ」
- 「チーム全体としてのプレーの仕方が成功を決める。たとえ世界一のスター選手たちを揃えても、彼らが一丸となって戦わなければ、そのチームには一銭の価値もない」
- 「マウンドに立った瞬間、不思議な一体感を感じた。まるで自分がそこから生まれてきたかのようだった。投げるという行為は世界で最も自然なことに思えた。打者を三振に取るのも簡単だった」
- 「すべてのストライクは、次のホームランに一歩近づくものだ」
- 「ビール、ワイン、ウイスキーは早いうちに覚えた。そして初めてタバコを噛んだのは、たしか5歳のときだったと思う」
- 「もう少し騒いでくれよ。こんな静かじゃパットなんか打てないだろ?」
- 「決してあきらめない人間には、誰も勝てない」
- 「迷信は一つだけ持っていた。ホームランを打ったときは、必ずすべての塁に触れるようにしていた」
- 「野球は、過去も今も、そしてこれからも、私にとって世界で最高のゲームだ」
- 「言えることは一つだけさ。いい球を選んで思いきり打て。それだけだ。ベンチに戻ると皆が“どんな球を打ったんだ?”と聞くけど、俺は“よく分からない。ただ、よく見えたんだ”って答えるのさ」
- 「コブは嫌なやつだ。だが、とにかく打てる。神に誓って、あいつの打撃は本物だ」
- 「まったく、外野は寂しいよ。何もすることがなくて、眠気をこらえるのが大変なんだ」
- 「パリなんてたいした街じゃない」
- 「すべての野球選手は、ベースラインが上り坂に思えてきたら辞めるべきだ」
- 「昨日のホームランでは、今日の試合には勝てない」
- 「もし野球がなかったら、俺は刑務所か墓場のどっちかにいたはずだ」
- 「これから言う二つのことを絶対に忘れるな。一つ、君について書かれていることをすべて信じるな。二つ、奢ってばかりいるな」
- 「野球は時とともに変わっていく。だんだん穏やかになっていくんだ」
- 「土を審判にぶつけるつもりはなかった。でも、スタンドのあの野郎には当てるつもりだったんだ」
- 「読書は野球選手に良くない。目に悪いんだ。目が少しでも悪くなったら、ホームランが打てなくなる。だから俺は読書をやめたんだ」
- 「ちまちましたシングルヒットだけを狙ってたら、打率は6割くらいになってたかもしれないな」