「私の皮膚も筋も骨も、肉も血もすべて干からびようと構わない!それでも私は喜んでここにとどまる。究極の智慧を得るまで、この場所を動かない」

釈迦(ブッダ)
釈迦(ブッダ)の名言
  • 紀元前7世紀~紀元前5世紀
  • インド人
  • 宗教指導者、思想家
  • 仏教を創始し、人々に苦しみの原因とその解決方法を示した「四諦」や「八つの道」を教え、内面的な解放と悟りを目指す修行の道を広めた

英文

“Let my skin and sinews and bones dry up, together with all the flesh and blood of my body! I welcome it! But I will not move from this spot until I have attained the supreme and final wisdom.”

日本語訳

「私の皮膚も筋も骨も、肉も血もすべて干からびようと構わない!それでも私は喜んでここにとどまる。究極の智慧を得るまで、この場所を動かない」

解説

揺るぎない決意と悟りへの不動の覚悟を表すこの釈迦の言葉は、真理を求める道における絶対的な意志を示している。釈迦は、身体が衰え、肉体的な苦しみがあろうとも、究極の悟りを得るためには何も恐れず、どんな困難にも立ち向かう決意を抱いている。この言葉は、真の智慧や悟りは、時に自らの限界を超えた覚悟と不屈の意志によってのみ達成されるという信念を表している。

現代における目標達成と不動の精神にも、この教えは大きな示唆を与える。多くの人が夢や目標を抱いているが、実現の過程で障害や困難に直面すると、諦めや妥協を選ぶことがある。しかし、釈迦の言葉にあるように、真に大切な目標を成し遂げるためには、身体的・精神的な苦難にも屈しない意志の強さが必要である。挫折や失敗に直面しても、自分の内なる力を信じ、不屈の心で目標に向かって進む姿勢が、最終的な成功や達成に繋がる。

究極の目標に向かう際の不動の決意が、この教えの核心である。釈迦の言葉が示すように、真理や智慧を得るためには、他のすべてを犠牲にする覚悟が必要な時もある。このような揺るぎない決意があれば、困難な状況でも自分の信念に基づいた行動ができる。この教えは、自分の目標や夢に対して揺るがない決意を持つことで、困難や試練を乗り越え、自己の成長や悟りへと近づくことができるという力強いメッセージを伝えている。

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