P・J・オローク 「過越祭は、私にとって理想的な祝日だ。親愛なる神よ、暗闇、イナゴ、雹、腫れ物、蝿、シラミ、カエル、家畜の疫病をばらまき、ナイル川を血に変え、初子を打つときには、どうか私には『パス』をください。そして、それが終わったら知らせてください」
P・J・オローク 「あなたが病院の請求書を支払うとき、実際には2枚分の請求書を払っていることになる。1枚は、あなた自身の分。なぜなら、あなたには仕事や保険があり、病院に支払うことができるから。そしてもう1枚は、仕事も保険もなく、支払い能力のない誰かの医療費を肩代わりするため...
P・J・オローク 「キンドルは我々を巻物の不便さに逆戻りさせた。ただし、バッテリーと電子的な不具合付きでだ。それはまるで、ホメロスを連れて歩き、竪琴を弾きながら『イーリアス』を朗読させるのと同じくらい便利だ」
P・J・オローク 「ジミー・カーターは――今でもなお――アメリカ史上もっとも『元大統領らしい』元大統領だ。彼を選んだことが、今でも信じられない。この間抜けをだ。彼はそれなりに頭も良く、善意もあった。でもアメリカ大統領になる準備ができていたかといえば、それは野球の統計を暗記し...
P・J・オローク 「ハリウッドには本当に愚かな人間がいる。脚本を書いて渡すと、『素晴らしい!本当に素晴らしい!』と言う。だが次にこう言うのだ――『でも小さな犬とエスキモーが必要じゃない?舞台はニューギニアにすべきじゃない?』 こっちは言う――『これはパリを舞台にした洗練され...
P・J・オローク 「子どもたちは、史上唯一成功したマルクス主義国家に暮らしている――それが家族だ。『能力に応じて、必要に応じて』という思想は、家族においては理論であるだけでなく実践でもある。現代の結婚や育児がどれほどバラバラでも、家族というものは北朝鮮以上に集産主義的である...