リチャード・P・ファインマン 「行き詰まったとき、私は他の人がどうやったかを書いてある本を開く。そしてページをめくりながら『ああ、あの部分を忘れていた』と言って本を閉じ、また続ける。最後に、自分でどうやるかを解決したあとで彼らの方法を読むと、自分の解決策がいかに愚かで、彼らの方法がどれ...
リチャード・P・ファインマン 「宇宙の全エネルギーがゼロであるという刺激的な結果を得る。なぜそうであるのかは大いなる謎の一つであり、したがって物理学における重要な問いの一つである。結局のところ、もし謎が最も重要な研究対象でないのなら、物理学を学ぶことにどんな意味があるだろうか」
リチャード・P・ファインマン 「非常に小さなスケールにあるものは、あなたが直接経験したどんなものとも同じようには振る舞わない。波のようにも、粒子のようにも、雲のようにも、ビリヤードの玉やバネに吊るされたおもりのようにも、あなたがこれまで見たどんなもののようにも振る舞わない」
リチャード・P・ファインマン 「可能な限り避けるべきことは、『だがどうしてそうなり得るのか?』と自分に言い続けることである。そうすれば行き止まりに入り込み、誰もまだ抜け出したことのない袋小路に陥るだろう。なぜそうなり得るのかは誰にも分からないのだ」
リチャード・P・ファインマン 「常に何が素晴らしいのかに気づき続けるなら――つまり、私たちの経験をますます広い領域へと広げていくなら――時折、すべてが統合され、一つにまとめられたとき、それが以前よりも単純であることが明らかになる瞬間が訪れる」