リチャード・P・ファインマン 「私たちが実際に不確実さの中に生きていると知ったとき、それを認めるべきである。様々な問いに対する答えを知らないことを自覚することは大きな価値がある。この心構え――すなわち不確実さの心構え――は科学者にとって不可欠であり、学生がまず身につけるべき態度である」
リチャード・P・ファインマン 「人々は常に、この理論とあの理論の統一に関する最新の進展を知りたがり、私たちがよく理解している理論について話す機会を与えてくれない。彼らはいつも、私たちが知らないことを知りたがるのだ」
リチャード・P・ファインマン 「ドイツが脅威であったというのが、この計画を始めた当初の理由であり、それが私を行動へと駆り立てた。つまり、最初はプリンストンで、その後はロスアラモスで、この最初のシステムを開発し、爆弾を作動させようとしたのである」
リチャード・P・ファインマン 「科学に価値はあるのか。私は、何かを行う力そのものが価値であると考える。その結果が良いことか悪いことかは、それがどのように使われるかによって決まるが、力そのものには価値がある」
リチャード・P・ファインマン 「私はそれが一体どういうことなのか、何がどれほどの価値を持つのか分からない。しかしスウェーデン・アカデミーの人々がxやyやzがノーベル賞を受賞すると決めるなら、それでいいのだ」
リチャード・P・ファインマン 「絵の教師は、描き方を指示ではなく浸透のように伝えるという問題を抱えている。一方で物理の教師は、物理の問題を解く方法の精神ではなく、常に技術を教えるという問題を抱えている」
リチャード・P・ファインマン 「本当の問題が存在しないことは、まだ私には明白ではない。本当の問題を定義できないので、問題は存在しないのではないかと思う。しかし、問題が存在しないと確信しているわけでもない」
リチャード・P・ファインマン 「現在まだ未知の物理学の領域に対する法則を得るには、方程式を推測することが最良の方法かもしれないと私は思う。しかし、もっと若かった頃に私自身もこの方程式の推測を試み、多くの学生がそれを試すのを見てきたが、途方もなく誤った、不可能な方向に進んでしまうことは非...
リチャード・P・ファインマン 「すべての証拠――実験的なもの、そしてわずかではあるが理論的なもの――は、重力に関与するのはエネルギーの内容であることを示している。したがって、物質と反物質がいずれも正のエネルギーを表す以上、重力は区別をしない」
ジェームズ・マディソン 「学術機関は、すべての自由な国民にとって最も重んじられるべき対象である。なぜならそれらは、狡猾で危険な公共の自由への侵害に対する最良の保障となる光を人々の心に投げかけるからである」
リチャード・P・ファインマン 「これが私の学び方だ――何かを理解するために自分で解き明かそうとする、言い換えれば自分で創り出すことによって理解するのだ。もちろん百分の百創り出すわけではなく、進むべき方向のヒントは得るが、細部は覚えない。それらは自分で解き明かすのである」