コロンブス 「そこには千種類もの木々があり、それぞれに果実が実っている。しかし、それらを知らない自分が世界で最も不幸な人間のように感じる。というのも、それらすべてが価値あるものであると確信しているからだ。私はそれらの標本と土地の標本を持ち帰る」
コロンブス 「食事を終えた後、私は上陸し、唯一見つけた住居を調べたが、中に人の姿はなかった。我々の接近に恐怖を感じて人々が逃げ去ったのだと確信した。というのも、その家は完全に生活用品で整えられていたからだ」
コロンブス 「私はインディアスに到着してすぐ、最初に見つけた島で、一部の先住民を力ずくで連行した。彼らが学び、この地にあるものについて私に情報を提供するためである。そうして彼らはすぐに我々を理解し、我々も彼らを言葉や身振りで理解し合えるようになり、非常に役に立った」
ユング 「人間は、状況の要求に応じて別の目的のために改造され、それでも以前と同じように規則正しく、しかしまったく異なる方法で機能し続けるような機械ではない。彼は自らの歴史全体を背負っており、その構造そのものに人類の歴史が刻み込まれている」