デヴィッド・ボーム 「もし私たちが、自分の見解を押し付けたり他者に迎合したりする強迫的な衝動もなく、また歪曲や自己欺瞞もなく、自由に意味を共有できるとしたら。それは文化における真の革命を成すのではないか」
デヴィッド・ボーム 「しかし情報をどう扱うかを決めているのは自分ではない。思考が自分を動かしているのである。思考はあたかも自分がそれを動かし、制御しているかのような誤った情報を与える。しかし実際には思考こそが私たち一人ひとりを支配している」
デヴィッド・ボーム 「しかし、私たちが問題を解決するために用いるものが、問題の源になっているように見える。それは医者に行って病気を治してもらうどころか、逆に病気にされるようなものだ。実際、医療の20%の症例ではそのようなことが起きているようである。しかし思考の場合は、その割合...
デヴィッド・ボーム 「企業はシステムとして組織されている――この部署やあの部署があり、それぞれは単独では意味を持たず、共に機能してはじめて成り立つ。同様に身体もシステムである。社会もある意味でシステムである。そしてそのように続いていく」
石原莞爾 「フリードリヒ大王を尊敬し、大王の機動演習の見学を許されたこともあったフランスのある有名な軍事学者は、一七八九年、次の如く言っております。『大戦争は今後起らないだろうし、もはや会戦を見ることはないだろう』」
デヴィッド・ボーム 「このような全体的な思考のあり方は、新しい理論的発想の豊かな源となるだけでなく、人間の心が全体的に調和して機能するために必要であり、それはひいては秩序正しく安定した社会を可能にする助けとなり得る」
デヴィッド・ボーム 「思考はそのようにして絶えず問題を生み出し、それを解決しようとする。しかし解決しようとすればするほど、自らが問題を作り出していることに気づかないため事態を悪化させ、考えれば考えるほどさらに多くの問題を生み出す」