バラク・オバマ 「正直に言えば、私の家族は毎週教会に通うような人たちではなかった。母は私が知る中でもっとも精神的に豊かな人物の一人だったが、教会に通う中で私を育てたわけではなかった。だから私は、人生の後半になってキリスト教の信仰を持つようになった。それは、イエス・キリスト...
バラク・オバマ 「立法と外交における私たちの最初の2年間の実績は、現代史において成し遂げたことに限れば、ジョンソン、FDR(ルーズベルト)、リンカーンを除けば、どの大統領にも引けを取らないと私は思う。しかし、経済に関しては、まだ多くの課題が残っている。そして私たちはそれに...
バラク・オバマ 「人生を金儲けだけに集中させることは、ある種の野心の貧しさを示している。それは自分自身に対してあまりに少ない要求しかしていない。自分より大きな何かに自らの馬車をつなぐときに初めて、自分の真の可能性に気づくのだ」
バラク・オバマ 「我々、人民は、権利と同様に責任も有していることを認識している。我々の運命は互いに結びついている。『自分にとって何の得があるか』だけを問う自由、他者への責任を伴わない自由、愛も慈善も義務も愛国心も欠いた自由は、我々の建国理念にも、それを守るために命を捧げた...
バラク・オバマ 「忍耐強く、揺るぎない決意を持って、私は雇用のために前進し続ける。平等のために前進し続ける。子どもたちのために前進し続ける。今苦しんでいるすべての家族のために前進し続ける。自分を哀れむ暇などない。文句を言う暇などない。私は前進し続ける」
バラク・オバマ 「この年月の間に多くのことが起こった。この国は戦争によって、そして不況やあらゆる試練によって試されてきた。それでも今夜、ほぼ2期にわたってあなた方の大統領を務めた後に、私は改めてここに立ち、アメリカの未来についてこれまで以上に楽観的であると伝えたい」
バラク・オバマ 「アメリカ合衆国の大きな強みの一つは…我々には非常に多くのキリスト教徒がいるが、自らをキリスト教国家、ユダヤ教国家、あるいはイスラム教国家とは考えていないということだ。我々は、理想と一連の価値観によって結ばれた市民の国家だと考えている」
バラク・オバマ 「あまりにも多くの地域で、あまりにも多くの有色人種の若者たちが取り残され、恐怖の対象としてしか見られていない。『マイ・ブラザーズ・キーパー』のような取り組みを通じて、私は認識と現実の両方を変えることに個人的に取り組んでいる」
バラク・オバマ 「はっきりさせておきたい。これらの減税措置を撤回すればアメリカ国民への大幅な増税になるという、いつもの主張を耳にするだろうが、年収25万ドル未満の家庭については、一セントたりとも税金は増えない。繰り返すが、一セントたりとも増えない」
バラク・オバマ 「今こそ、開かれた市場が生み出した富を基盤に、その恩恵をより公平に分かち合わなければならない時である。貿易は我々の成長と世界の発展の礎であった。しかし、もしその成長が一部の者にのみ恩恵を与え、大多数には与えないのであれば、それを持続させることはできない」
バラク・オバマ 「私は1996年に結婚防衛法に反対した。この法律は廃止されるべきであり、私は上院本会議でその廃止に賛成票を投じるつもりだ。また、ゲイやレズビアンの結婚を禁じるためにアメリカ合衆国憲法を改正しようとするいかなる提案にも反対する」
バラク・オバマ 「年齢や経済状況にかかわらず、より多くのアメリカ人が競争に必要な技能を身につける機会を得られる未来を選ぶことができる。教育は私にとって機会への扉だった。ミシェルにとってもそうだった。そして今、かつてないほどに、それは中産階級の生活への扉である」
バラク・オバマ 「今、あなたには選択肢がある。海外に雇用を移す企業にさらなる減税を与えるのか、それとも新たな工場を建設し、新たな労働者を育成し、ここアメリカ合衆国内で新たな雇用を創出する企業を報いるのか」
バラク・オバマ 「中東や東ヨーロッパにおける不安定さが際立ったこの夏、世界はミズーリ州ファーガソンという小さなアメリカの都市にも注目した。そこで若者が殺され、コミュニティが分断された。そう、私たち自身にも人種的・民族的緊張が存在する」
バラク・オバマ 「私が最高司令官である限り、私たちは世界史上最強の軍を維持する。そして、君たちが制服を脱いだときには、君たちが私たちに仕えてくれたのと同じように、私たちも君たちに仕える。なぜなら、この国のために戦った者が、帰還後に仕事や住まい、必要なケアのために戦わなけれ...
バラク・オバマ 「私たちが耐え抜くことができたのは、イラクの人々と共有する信念、すなわち戦争の灰の中から新たな始まりがこの文明の揺籃の地に生まれ得るという信念のおかげである。アメリカとイラクの歴史におけるこの顕著な一章を通じて、私たちは自らの責任を果たした。今こそ、新たな...
バラク・オバマ 「人種や地域、政党、若さや老い、富や貧しさにかかわらず、この国の人々を結びつけていると私が信じるものは、すべての人に機会があるというシンプルで深い信念、すなわち努力し責任を果たせば前に進むことができるという考え方である」
バラク・オバマ 「だから私たちの医療制度改革の目標は、医療費の年間上昇率を6パーセントではなく、インフレ率に合わせるか、せいぜいインフレをわずかに上回る程度に抑えることだ。それができれば、私たちは大きな進歩を遂げたことになる。そして、ちなみに、それこそが財政赤字を削減する...
バラク・オバマ 「先週、大陪審の決定を受けて述べたように、ファーガソンは、セントルイスやその地域に特有の問題でも、我々の時代に特有の問題でもないものを露わにした。それは、あまりにも多くの警察署と有色人種コミュニティとの間に存在する、くすぶる不信感である」