「犬の尻尾を脚と呼んだら、犬は何本脚を持つことになるか?4本だ。尻尾を脚と呼んでも、脚にはならない」

エイブラハム・リンカーン
エイブラハム・リンカーンの名言
  • 1809年2月12日~1865年4月15日
  • アメリカ出身
  • 政治家、弁護士
  • 第16代アメリカ合衆国大統領として、隷解放宣言を発布し、南北戦争を指導して国家の統一を維持した

英文

”How many legs does a dog have if you call his tail a leg? Four. Saying that a tail is a leg doesn’t make it a leg.”

日本語訳

「犬の尻尾を脚と呼んだら、犬は何本脚を持つことになるか?4本だ。尻尾を脚と呼んでも、脚にはならない」

解説

この名言は、事実と呼び方の違いを鋭く指摘している。リンカーンは、単なる言葉やレトリックが現実を変えるものではないという真理を、この簡潔な例え話を通じて表現している。この言葉には、真実を見極める重要性と、表面的な言葉に惑わされない態度が込められている。

「尻尾を脚と呼んでも、脚にはならない」という部分は、物事の本質は言葉によって変えられないという深い洞察を示している。リンカーンは、論争や説得の中で、人々が言葉の遊びに頼って事実を歪めることの危険性を警告している。

現代において、この名言は、事実と誤った認識を区別する重要性を教えている。特に、情報が簡単に操作されやすい時代において、この考え方は、批判的思考と真実の探求において不可欠である。リンカーンの言葉は、真実を認識し、それに基づいて行動することの重要性を思い起こさせる普遍的な教訓である。

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