「消えた灰では火を起こせず、無気力な人からは熱意を引き出せない。日々の仕事における熱意は努力を軽くし、労働さえも楽しい務めに変える」

- 1924年8月2日~1987年12月1日(63歳没)
- アメリカ合衆国出身
- 作家、評論家、公民権運動家
英文
”Fires can’t be made with dead embers, nor can enthusiasm be stirred by spiritless men. Enthusiasm in our daily work lightens effort and turns even labor into pleasant tasks.”
日本語訳
「消えた灰では火を起こせず、無気力な人からは熱意を引き出せない。日々の仕事における熱意は努力を軽くし、労働さえも楽しい務めに変える」
解説
この言葉は、熱意の持つ力を讃えている。熱意のない状態では何も始まらず、人の心を動かすこともできない。逆に、熱意を持って取り組むことで、重い仕事や困難な課題であっても前向きなものに変わっていく。ここで語られているのは、日常の営みにおける情熱の不可欠さである。
ボールドウィンがこのように語った背景には、創造的活動や社会的活動における姿勢がある。作家としての彼の仕事もまた、内面から湧き上がる熱意と情熱によって支えられていた。熱意を欠いた言葉は人の心を打たず、無気力な精神からは変革も生まれないという自覚があったのである。
現代においても、この名言は普遍的である。ビジネス、教育、芸術のいずれにおいても、熱意が人を動かし、組織を前進させる。熱意は火種であり、努力を喜びに変える力であるという教えは、どの時代の人々にも響く真理である。
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