「私の曲の多くは昔からダンス志向でした。それは私がダンスを愛しているからです!ダンスナンバーを耳にすると、最初の8小節を聞いただけで、体がすぐに動き出し踊り始めるのです」

- 1933年2月18日~
- 日本出身(後にアメリカ合衆国に帰化)
- 前衛芸術家、音楽家、平和活動家、「ジョン・レノンの妻」
英文
”Many of my songs were dance orientated from way back. That’s because I love dance! When I hear a dance number, just hearing the first eight bars, it immediately makes my bod start moving and dancing.”
日本語訳
「私の曲の多くは昔からダンス志向でした。それは私がダンスを愛しているからです!ダンスナンバーを耳にすると、最初の8小節を聞いただけで、体がすぐに動き出し踊り始めるのです」
解説
この言葉は、オノ・ヨーコにとって音楽が身体的な衝動と直結していることを示している。彼女にとって音楽は理論や形式だけではなく、体を自然に動かす力を持つものであった。そのため彼女の楽曲の多くは、聴覚的な鑑賞にとどまらず、身体表現を伴う体験として作られている。
背景には、オノが1960年代から前衛芸術やパフォーマンスアートを通じて「身体性」を強く意識していたことがある。彼女のステージは単なる演奏ではなく、観客と共に体感する総合的なパフォーマンスであり、そこにダンス的要素が深く結びついていた。
現代においても、音楽とダンスは切り離せない関係にある。EDMやヒップホップなど、多くのジャンルで最初の数小節が観客を動かす力を持つことは周知の事実である。オノの言葉は、音楽の本質が「体を動かし、心を解放するエネルギー」であることを改めて気づかせるものであり、彼女自身の音楽への純粋な愛情を伝えているのである。
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