牧口常三郎の名言・格言・警句

牧口常三郎の名言・格言・警句(画像はイメージです)
牧口常三郎の名言・格言・警句(画像はイメージです)
  • 1871年7月23日~1944年11月18日(73歳没)
  • 日本出身
  • 創価学会会長(初代)、教育者、宗教家

人物像と評価

牧口常三郎は、日本の教育者・宗教家であり、創価学会の創立者である。

教育界では実践的教育理論「価値創造教育学」を提唱し、知・情・意の調和を重視した人間形成を目指した。

1930年、門下の戸田城聖らとともに『創価教育学体系』を刊行し、創価教育学会を設立した。

後に日蓮仏法に基づく信仰活動を中心に据え、会名を創価学会と改めた。

戦時中、国家神道体制下での神札受け入れを拒否したため治安維持法違反で逮捕され、1944年に獄中で病没した。

その信念は「広宣流布による平和と幸福」の理念として、後継者である戸田に継承された。

牧口は教育と信仰を融合させた希有な指導者として、日本近代宗教史に重要な足跡を残した人物である。

名言

  1. 教育とは「人格の価値」を創造する、最高の芸術である
  2. 「善いことをしない」のは「悪いことをする」のと、その結果において同じである。道路の中央に、大きな石を置くのは悪であり、後からくる人が迷惑をする。それを承知しながら、「私が置いたのではないから」と取り除かないで通り過ぎれば、「善いことをしない」だけであるが、後の人が迷惑をする結果は同じである
  3. 本に読まれるな。本を読んだら思索しなければならない。今の若い者はよく本を読むようだが、思索が足りない。本を読んで、思索したことが自分のものになるのだ