池田大作の名言・格言・警句

池田大作の名言・格言・警句(画像はイメージです)
池田大作の名言・格言・警句(画像はイメージです)
  • 1928年1月2日~2023年11月15日(95歳没)
  • 日本出身
  • 創価学会会長(第3代)、作家

人物像と評価

池田大作は、日本の宗教家・教育者・平和運動家であり、創価学会の第3代会長として同組織の国際的発展を推進した人物である。

1960年に会長に就任後、会員拡大と組織強化を進め、日蓮仏法を基盤とした平和・文化・教育活動を国内外で展開した。

創価学会インタナショナル(SGI)を設立し、各国指導者との対話や核兵器廃絶の提言など、国際平和への貢献を訴えた。

また、創価大学や創価学園の設立など教育分野にも尽力した。

一方で、急速な組織拡大や政治部門である公明党との関係をめぐり、権力集中や教義運営への批判もあった。

それでもなお、宗教を通じた民衆運動の国際化と平和理念の普及に大きな足跡を残し、日本戦後史における影響力ある宗教指導者として国内のみならず世界で評価されている。

名言

  1. 「戦争ほど、残酷なものはない。戦争ほど、悲惨なものはない」
  2. 「すべての人に、自分でなければできない、自分の使命がある。使命がなければ生まれてきません」
  3. 「人生というのは、山を越え、また山を越え、また次の山を越え、そして一番高い山を越えた人が勝利者となる。逆に、山に登るのを避けて、谷へ谷へと、低いほうに降りていく人は、人生の敗者となる」
  4. 「貧しいことは、ひとつも恥ではない。邪に生きることが恥です。心が貧しいことが恥ずかしいことなのです」
  5. 「人の気持ちがわからない人は、本当のリーダーにはなれない。今の社会の不幸は、人の気持ちがわからない指導者が多すぎることです」
  6. 「どんな親であっても、親は親です。親がいなければ自分は存在しない。この一点だけでも、重大な意味があることを理解しなければならない」
  7. 「仏法に偶然はない。必ず意味がある」
  8. 「『三日坊主』だって、何回も『三日坊主』を繰り返したらいい。何回も決意できる人が忍耐強い人です」
  9. 「苦しまないと、人格はできない。自分らしく、どう努力するか、どう悩むか、どう苦しんでいるかで、人格が決まる。磨かれる。ダイヤモンドのように」
  10. 「偉大な人は皆、謙虚です。いばるのは力がない証拠です」
  11. 「真実というものは、文字だけではわからない。悪い人を善い人のように書くこともできるし、善い人を悪い人のように書くこともできる」
  12. 「私は言葉は信じない。行動をじっと見ています」
  13. 「どんなにつらいことがあっても、あきらめないで、前へ前へ生き抜いていけば、みな夢となって消えていくのです」
  14. 「どんなに偉くなり、金持ちになっても、友人のない人生はわびしく、寂しい。また独りよがりの偏頗な人生になってしまう」
  15. 「『いい友人をつくる』には、『自分がいい友人になる』以外にない」
  16. 「牢獄というところは、私も入ったが、なまはんかなところではない。そこで本当の人間の地金が出る」
  17. 「『人を妬む』より、『人に妬まれる』ほうが、ずっといいのではないだろうか」
  18. 「ほとんどの恋愛は、後になれば、幻のようなものです」
  19. 「自分の成長や可能性を犠牲にして、恋愛をしても絶対に幸福はない」
  20. 「すばらしい恋愛は、じつは、誠実で成熟した『自立した個人』と『自立した個人』の間にしか生まれない」
  21. 「『虚名』ではなく、社会を『実質』において支える、そういう人になってもらいたい。またそういう人を大切にする社会をつくってもらいたい」
  22. 「偉人と言われる人だって、初めから偉人だったのではない。弱い自分に鞭打ち、鞭打って、惰性を乗り越え、人生に勝ったのです」
  23. 「決意が薄れるのがいけないのではない。薄れたから自分はダメだと思って、止まってしまうことがいけないのです」
  24. 「行動です。一歩踏み出すことです。目標に向かって大海原を泳ぐ前に、陸で臆病になっているのではなく、かなたの目標に向かって行動すべきです。行動を始めてからの反省は活きるが、始める前の観念的な反省は活きない」
  25. 「どんな人にも『平等に』『公平に』温かく接する人が、本当の人間です」
  26. 「外国人を『同じ人間』として見られない。それは心が貧しいからです。自分が『人間として』どう活きるかという哲学をもっていないからです」
  27. 「子どもの心は、本来、人を差別したりしない。親が偏見を植えつけなければ、黒人も白人もアジア人の子どもも、一緒に楽しく遊ぶものです」
  28. 「人権思想が薄れれば、独裁者の横暴を許すことになるし、衆愚政治になる。社会の繁栄はない。ゆえに日本人は人権闘争をしなくてはならない」
  29. 「人権と民主主義と平和は一体です。一つを崩せば、すべてを崩すことになる」
  30. 「一冊の良書は、偉大な教師に巡り会ったのと同じです。読書は『人間だけができる特権』であり、いかなる動物も読書はできない」
  31. 「良書は、教師であり、先輩であり、父であり、母のごとく偉大な存在です」
  32. 「ちっぽけなことにとらわれるな。悩みがあればあるほど、歴史を読むことだ」
  33. 「本の歴史は、間違いだらけだ。自己の歴史には、自己の胸中の歴史だけは、一分の、嘘も、飾りも書けぬことを知れ」
  34. 「『学ぶ』ということのいちばんの敵は、『恐れる』ということです」
  35. 「二十世紀は『戦争の世紀』でした。二十一世紀は、『生命の世紀』にしなくてはならない。経済、政治、科学、すべての面において『生命』が最優先される世紀にしなければならない」
  36. 「見ることは『刹那的』であり、読むことは『永続性』である」
  37. 「宗教は人間としての証です。動物に、祈ることはできない。祈りは、人間にしかできない崇高な行為です」
  38. 「『宗教があって祈りが生まれた』のではなく、『祈りがあって宗教が生まれた』のです」
  39. 「信仰は観念論ではない。いな人生そのものが観念論ではわからない。『生きる』とは観念ではなく、実践であり、実感であり、厳然と事実の上に刻まれていく歴史です」
  40. 「一人の人間における偉大な人間革命は、やがて一国の宿命の転換をも成し遂げ、さらに全人類の宿命の転換をも可能にする」
  41. 「名声で自分を飾り、地位で自分を飾り、学歴で飾り、知識で飾り、お金で飾っても、本体の自分自身が貧しければ、貧しく、空虚な人生です。すべてをはぎ取った、いわば『裸一貫』の自分自身がどうなのか。生命それ自体を変えていくのが人間革命です」