「どうか勇気を持ってください。勇敢な魂は、たとえ災厄であっても立て直すことができます」

エカチェリーナ2世の名言・格言・警句(画像はイメージです)
エカチェリーナ2世の名言・格言・警句(画像はイメージです)
  • 1729年5月2日~1796年11月17日
  • ロシア帝国出身(生まれはプロイセン王国)
  • 女帝、啓蒙君主、政治改革者

英文

”I beg you take courage; the brave soul can mend even disaster.”

日本語訳

「どうか勇気を持ってください。勇敢な魂は、たとえ災厄であっても立て直すことができます」

解説

この言葉は、逆境に直面したときの精神の力と回復の可能性を称えている。特に「勇敢な魂」という表現に、個人の内なる強さと希望への信頼が込められている。困難や失敗を運命として受け入れるのではなく、意志と行動によって乗り越えることができるという信念がこの一文を貫いている。

エカチェリーナ2世は政変によって帝位に就いたが、その後も国内の混乱や反乱、外政の脅威といった多くの困難に直面した。彼女の改革や統治は常に安定した環境の中で行われたわけではなく、破綻寸前の状況を立て直す勇気と決断力が必要とされた。この名言が彼女のものであるとすれば、それは実践を通じて得た人生哲学として、より重みを持って響く。

現代においても、個人・社会を問わず、災害や失敗、予期せぬ試練にどう向き合うかが問われる場面は多い。この言葉は、勇気を持つことで人間には修復の力があることを信じよと訴えている。つまり、精神の勇気が現実の回復を導くという考え方は、今日においても強い励ましとなる名言である。

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