「私は共和党員であり、共和党から出馬するつもりだ。そして私は共和党に大きな信頼を寄せている。しかし大統領にはあまり信頼を置いていない。この国に起きていることは信じられないほど悪いと思う。我々はもはや尊敬される国ではない」

- 1946年6月14日~
- アメリカ合衆国出身
- 実業家、テレビ司会者、第45代アメリカ合衆国大統領
不動産事業で成功を収めた後、テレビ番組『アプレンティス』で人気を博し、政界に進出。2016年、2024年の大統領選挙で当選し、「アメリカ・ファースト」を掲げた政策を推進している。型破りな政治手法と強烈な個性で国内外に大きな影響を与えている。
英文
“Well, I am a Republican, and I would run as a Republican. And I have a lot of confidence in the Republican Party. I don’t have a lot of confidence in the president. I think what’s happening to this country is unbelievably bad. We’re no longer a respected country.”
日本語訳
「私は共和党員であり、共和党から出馬するつもりだ。そして私は共和党に大きな信頼を寄せている。しかし大統領にはあまり信頼を置いていない。この国に起きていることは信じられないほど悪いと思う。我々はもはや尊敬される国ではない」
解説
この名言は、ドナルド・トランプが政治的立場と国家の現状認識を明確に述べたものである。彼は自身を共和党に強く結び付けつつ、当時の大統領に対する不信感と、アメリカの国際的地位の低下に対する危機感を示している。特に「尊敬される国ではない」という表現に、彼の憂慮が色濃く現れている。
この発言は、オバマ政権下での外交政策や経済運営に対する不満が背景にあると考えられる。トランプは、アメリカが過度に妥協し、国益を損なっていると批判し、自らは強いアメリカの再建を目指す姿勢を打ち出した。このような認識は、彼の「アメリカを再び偉大にする(Make America Great Again)」というスローガンに直結している。
現代においても、国際的な信頼と尊敬は単なる経済力や軍事力では得られない。指導者の外交姿勢や国内の統治が、国全体のイメージに直結する。トランプのこの名言は、リーダーシップと国の尊厳がいかに密接に結びついているかを改めて示唆しているのである。
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