「我々に好意を持つ国であれ、敵意を抱く国であれ、全ての国に告げよう。自由の存続と成功を確保するためなら、いかなる代償も支払い、いかなる負担も担い、いかなる困難も乗り越え、いかなる友も支援し、いかなる敵とも戦う覚悟がある」
- 1917年5月29日~1963年11月22日
- アメリカ出身
- 政治家
- 第35代アメリカ合衆国大統領としてキューバ危機を乗り切り核戦争を回避し、アポロ計画を推進してアメリカの宇宙探査の基礎を築いた
英文
“Let every nation know, whether it wishes us well or ill, that we shall pay any price, bear any burden, meet any hardship, support any friend, oppose any foe to assure the survival and the success of liberty.”
日本語訳
「我々に好意を持つ国であれ、敵意を抱く国であれ、全ての国に告げよう。自由の存続と成功を確保するためなら、いかなる代償も支払い、いかなる負担も担い、いかなる困難も乗り越え、いかなる友も支援し、いかなる敵とも戦う覚悟がある」
解説
この言葉は、1961年のジョン・F・ケネディ大統領就任演説の一節であり、アメリカの自由と民主主義を守るための断固たる決意を表明している。冷戦下における国際的な緊張が高まる中、自由の価値を世界に広め、守ることがアメリカの使命であるという強い信念を示している。
ケネディはこの言葉を通じて、アメリカ国内外に対して明確なメッセージを送った。特に、自由を支持する友好国には連帯を、自由を脅かす敵対国には毅然とした態度を取るというアメリカの外交方針を表している。この決意は、アメリカのリーダーシップを示すだけでなく、冷戦時代の理想と現実のギャップに取り組む覚悟を象徴するものでもある。
現代において、この名言は自由と民主主義を守る重要性を再確認する機会を提供する。自由を享受する権利は決して当然のものではなく、不断の努力と犠牲の上に成り立つという教訓を思い起こさせる言葉である。特に、国際的な連帯が必要な課題に直面する際、この言葉の持つ普遍的な意義は失われない。
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