「むしろここにいる私たちが、これらの尊敬すべき死者から、彼らが最後の全き献身を捧げたその大義に対するさらに深い献身を引き継ぎ、我々の前に残された偉大な課題に専心すべきである」
![エイブラハム・リンカーン](https://note.lv73.net/wp-content/uploads/2024/11/Abraham_Lincoln_O-77_matte_collodion_print-512.webp)
- 1809年2月12日~1865年4月15日
- アメリカ出身
- 政治家、弁護士
- 第16代アメリカ合衆国大統領として、隷解放宣言を発布し、南北戦争を指導して国家の統一を維持した
英文
”It is rather for us here dedicated to the great task remaining before us, that from these honored dead we take increased devotion to that cause for which they gave the last full measure of devotion.”
日本語訳
「むしろここにいる私たちが、これらの尊敬すべき死者から、彼らが最後の全き献身を捧げたその大義に対するさらに深い献身を引き継ぎ、我々の前に残された偉大な課題に専心すべきである」
解説
この名言は、リンカーンがゲティスバーグ演説で示した、国家の再建と犠牲に対する責任感を象徴している。彼は、南北戦争で命を捧げた人々の犠牲を無駄にせず、彼らが目指した自由と統一の理想を実現するために残された課題に取り組むべきだと説いている。この言葉には、歴史的な犠牲を踏まえ、未来を切り開くための使命感が込められている。
「彼らが最後の全き献身を捧げたその大義」という部分は、戦争における究極の犠牲が、自由と平等という崇高な目標のために捧げられたことを強調している。また、「我々の前に残された偉大な課題」とは、国家の統一を回復し、すべての人々に平等な権利を保障することである。
現代において、この名言は、過去の犠牲から学び、それを未来に生かすことの重要性を教えている。社会が困難や危機に直面しているとき、過去の犠牲や努力を無駄にせず、責任を持って目標を追求することが求められる。リンカーンの言葉は、過去の行動が未来の責任と結びついていることを認識し、行動するリーダーシップの模範を示している。
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