「昨日、1941年12月7日、恥辱の日として永遠に記憶されるこの日、アメリカ合衆国は日本帝国の海軍と空軍によって突然かつ計画的に攻撃された。我々は必然的な勝利を収めるであろう。神の助けをもって」

フランクリン・ルーズベルト
フランクリン・ルーズベルトの名言
  • 1882年1月30日~1945年4月12日
  • アメリカ出身
  • 政治家
  • 【成果】
    • アメリカ合衆国の大統領として、ニューディール政策で大恐慌からの経済復興を進めた
    • 第二次世界大戦で連合国を勝利に導いた
  • 【批判】
    • 日本への強硬政策が真珠湾攻撃を誘発した
    • 日本人に対する人種差別的感情を背景に日系人の強制収容政策を推し進めた
    • 原子爆弾の開発計画であるマンハッタン計画を推進した

英文

“Yesterday, December seventh, 1941, a date which will live in infamy, the United States of America was suddenly and deliberately attacked by naval and air forces of the Empire of Japan. We will gain the inevitable triumph, so help us God”

日本語訳

「昨日、1941年12月7日、恥辱の日として永遠に記憶されるこの日、アメリカ合衆国は日本帝国の海軍と空軍によって突然かつ計画的に攻撃された。我々は必然的な勝利を収めるであろう。神の助けをもって」

解説

この言葉は、1941年12月8日にフランクリン・ルーズベルトがアメリカ議会で行った演説の冒頭部分である。この演説は、日本軍による真珠湾攻撃を受けて行われ、アメリカが第二次世界大戦に参戦するきっかけとなった。ルーズベルトは、「infamy(恥辱)」という言葉を用いることで、攻撃の非道さとその重大性を強調した。演説は、戦時下のアメリカ国民を団結させる重要な役割を果たした。

この言葉は、危機に際して国家がどのように対応するかを象徴している。突然の攻撃に対して、ルーズベルトは感情的な反応だけでなく、戦略的かつ断固たる姿勢を示した。現代においても、この演説はリーダーが危機に直面した際に冷静で決意を持った対応を示す模範として参照されている。たとえば、自然災害や国際的な脅威に直面した際、国家のリーダーが適切な行動を取ることで国民の信頼を得ることができる。

また、この言葉は戦争の悲劇とその記憶の重要性についても教えている。真珠湾攻撃は多くの犠牲者を生み、その後の戦争に繋がる悲劇となった。この演説は、攻撃を忘れないことで歴史の教訓を学び、同様の過ちを繰り返さないようにするための重要な記録である。

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