「物事の本質を正しく考えるならば、どの緑の木も金や銀でできているよりはるかに栄光に満ちている」
- 1483年11月10日~1546年2月18日
- 神聖ローマ帝国(ドイツ)出身
- 宗教改革者、神学者
- プロテスタント宗教改革を推進し、95ヶ条の提題を発表した
英文
“For in the true nature of things, if we rightly consider, every green tree is far more glorious than if it were made of gold and silver.”
日本語訳
「物事の本質を正しく考えるならば、どの緑の木も金や銀でできているよりはるかに栄光に満ちている」
解説
この言葉は、自然の価値と美しさを称えている。ルターは、金や銀のような物質的な価値よりも、自然の中に存在する緑の木々の美しさや生命力こそが本当の栄光であると考えている。木が緑であることは生命の象徴であり、自然が神の創造物として尊ばれるべき存在であることを示している。
現代においても、この名言は自然環境の価値を再認識させる。資源の過剰な利用や環境破壊が進む中で、自然そのものの尊さが見落とされがちである。しかし、自然は単なる資源ではなく、心の安らぎや生命の循環を象徴するものであり、保護されるべきものとして大切にされるべきであるとこの言葉は示唆している。
また、この名言は人間の価値観を見直すことを促している。物質的な富や財産がもたらす一時的な満足よりも、自然が提供する純粋な美しさや調和の価値を重んじる姿勢が、心の豊かさと安定をもたらす。自然を神聖なものとして捉えることで、人生における本質的な幸福や満足を追求する道が見えてくる。
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