「詩の基礎は、おそらくスポンデイに見出されるかもしれない」
- 1809年1月19日~1849年10月7日
- アメリカ出身
- 小説家、詩人、評論家
- ゴシック小説や探偵小説の先駆者として『黒猫』『アッシャー家の崩壊』『モルグ街の殺人』などを執筆した
英文
“The rudiment of verse may, possibly, be found in the spondee.”
日本語訳
「詩の基礎は、おそらくスポンデイに見出されるかもしれない」
解説
この言葉は、エドガー・アラン・ポーが詩の構造とリズムについて語る中で述べたものと考えられる。スポンデイ(spondee)とは、詩の韻律における一種の韻脚で、2つの強勢のある音節から成るものを指す。この言葉は、ポーが詩の基本要素としてリズムや音律を非常に重視していたことを示している。
スポンデイは、強調されたリズムを作り出すための基本的な単位であり、詩の力強さや感情的な深みを生み出す役割を果たす。ポーがスポンデイに注目したのは、詩の基盤が単純で強力なリズムに根ざしているという考えに基づいている。
この名言は、詩作や文章表現におけるリズムの重要性を強調している。リズムは詩や文学作品の感情的な影響力を左右する主要な要素であり、適切なリズムを用いることで、読者により深い感動を与えることができる。ポーのこの言葉は、詩作の技術的な面を考慮しつつ、リズムの基本に立ち返る重要性を説いている。
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