「聖書は神が人類に授けた最も偉大な祝福の一つである。その著者は神であり、その目的は救いであり、その内容は何の混じり気もない真理である。それはすべて純粋である」
- 1632年8月29日~1704年10月28日
- イングランド(イギリス)出身
- 哲学者、政治思想家
- 社会契約説や自然権思想を提唱し、イギリス経験論、自由主義の父と呼ばれ、近代民主主義の基礎を築いた
英文
“The Bible is one of the greatest blessings bestowed by God on the children of men. It has God for its author; salvation for its end, and truth without any mixture for its matter. It is all pure”
日本語訳
「聖書は神が人類に授けた最も偉大な祝福の一つである。その著者は神であり、その目的は救いであり、その内容は何の混じり気もない真理である。それはすべて純粋である」
解説
ジョン・ロックはこの言葉で、聖書の価値と純粋さについて強調している。彼は聖書を神が人類に授けた偉大な贈り物とし、救いを目的とする純粋な真理が書かれていると述べている。この視点からは、ロックが聖書をただの書物としてではなく、神の意志と救済を伝える神聖なものとして見ていたことがうかがえる。彼にとって聖書は、個人が道徳や人生の指針を得るための源であった。
現代においても、聖書は多くの人にとって道徳や倫理の基盤とされている。宗教的な信仰を持つ人々にとって、聖書は人生の重要な指針であり、自己啓発や精神的な成長の源となっている。また、信仰を持たない人々にとっても、聖書は歴史的・文学的価値があり、多くの文化や思想に影響を与え続けている。その普遍的な教えは、時代を超えて人々の心に響いている。
ロックのこの言葉は、信仰と真理の重要性を再確認させるものである。聖書の教えを通じて、現代の複雑な社会でも人々は倫理的な判断や道徳的な指針を得ることができる。このような普遍的な教えが、個人や社会に深い影響を与え続け、変わらぬ価値を持ち続けていることをロックの言葉は示唆している。
感想はコメント欄へ
この名言に触れて、あなたの感想や名言に関する話などを是非コメント欄に書いてみませんか?