ヨシフ・スターリンの名言・格言・警句

- 1878年12月18日~1953年3月5日
- グルジア(ジョージア)出身
- ソ連共産党書記長(最高指導者)、ソ連邦大元帥
ヨシフ・スターリンは、ソビエト連邦の最高指導者として1920年代後半から1953年の死去まで絶対的な権力を握り、20世紀における最大級の影響力と犠牲をもたらした独裁者である。レーニンの死後に共産党内の権力闘争を制し、一国社会主義の名のもとに急速な工業化と農業集団化を推進した。これによりソ連は世界的工業国へと成長したが、計画経済の強行と政策失敗により数千万の犠牲者が生じた。大粛清では政敵や無実の市民を粛正し、恐怖による支配体制を築いた。第二次世界大戦では独ソ戦を勝ち抜き、戦後には東欧を衛星国化して冷戦構造を形成した。功績とされる国家建設と戦勝の陰には、圧政と大量虐殺という重大な人道的罪が伴い、その評価は極めて複雑である。
- 「投票を行う人々は選挙を決めない、投票を数える人々が決める」
- 「シルクの手袋では革命は起こせない」
- 「一人の死は悲劇だが、百万人の死は統計に過ぎない」
- 「敵が武装解除するならそれでよい。拒むなら、我々が自ら武装解除させる」
- 「人類は富裕層と貧困層、資産所有者と搾取される者に分かれている。この根本的な分断や富裕層と貧困層の対立から目を背けることは、根本的な事実から目を背けることになる」
- 「思想は銃よりも強力だ。我々が敵に銃を持たせないのに、なぜ思想を持たせるべきだろうか」
- 「誰もが自分の体制を、自軍の届く範囲まで押し付ける」
- 「彼らに思想を持たせないのに、なぜ銃を持たせるべきだろうか」
- 「もしある外務大臣が『平和会議』を死守しようとしているなら、その政府はすでに新しい戦艦や飛行機を発注していると確信してよい」
- 「印刷物は我々の党の最も鋭く、最も強力な武器である」
- 「私はただ一つ、人間の意志の力を信じる」
- 「我々が資本家を絞首刑にする時、彼らはそのためのロープを売ってくれるだろう」
- 「ローマ教皇?彼にはいくつの師団があるのか?」
- 「教育は武器であり、その効果はそれを手にする者と、その矛先を向けられる者によって決まる」
- 「作家は人間の魂の技師である」
- 「感謝は犬がかかる病気だ」
- 「誠実な外交官は、乾いた水や木でできた鉄のようなものだ」
- 「ソ連軍では、前進するよりも退却する方がより勇気を必要とする」
- 「真の力は長いライフルからしか生まれない」
- 「陽気さこそがソ連の最も際立った特徴である」
- 「人々が選挙があったと知るだけで十分だ。投票する人々は何も決定しない。票を数える人々が全てを決定する」
- 「死はすべての問題の解決策である。人がいなければ、問題もない」
- 「歴史が示すのは、無敵の軍隊など存在しないということだ」
- 「私は誰も信じない、自分自身さえも」